朝野裕一

2017年8月25日2 分

運動嫌いは修正できるか?

運動の嫌いな人はたくさんいるでしょう。このタイトル自体運動は好き

になるべき、といった押し付けがましい観念を連想させます。

運動が嫌いだって別に良いだろう。

確かにその通りで、選ぶ権利は個人にありますから強制はできません。

一方で、運動の効用が明らかにあることはすでに証明されています。

そして、生活習慣病の問題です。

日々の運動習慣によって生活習慣病を防いだり、増悪(ぞうあく)を

止めたり、改善に導いたりすることは理論上可能です。しかし・・・

運動嫌いと書きましたが、実態はそう簡単ではなく、運動が嫌いな人

・好きな人とはっきり区別(二分)できるわけではありません。

積極的に運動を好む人たち、明らかに運動は嫌い・辛いと思う人、

本当はやったら良いのはわかるけれど今一つ腰が上がらない人、

一念発起してやってみた・気持ちいいでも習慣化はしない人たち、

様々なケースがあると思います。

また、

できればやりたいんだけれどねぇとか、やる時間が・・・とか、色々

理由もある、あるいは理由を設けてついつい運動不足にということが

結構多いのではないかと思います。

でも、

ジムに行けば多くの方が(年齢性別の隔てなく)運動を一生懸命にして

いる姿をよく見かけますし、マラソン・ブームと言われるくらい、

ランニングや自転車の大会・参加者とも増えているように見えます。

しかしもう一方で、生活習慣病の増加とそれに伴う医療費の高騰

(生活習慣病だけが原因ではありません)が指摘もされています。

どう考えたら良いのでしょうか?

これはちょっとじっくり考えるべき課題・問題だと思います。

以前書いた習慣化の問題と密接に関わってもきますが、もう一度

運動習慣の定着が果たして可能なのかどうか考えてみたいと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。また明日。

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