朝野裕一
2018年3月18日2 分
ここ旭川もそろそろ春の訪れを感じさせる気候になってきました。
この時期一番困るのは、今まで散々降り積もった雪が溶けて固まり、
いわゆるザラメ様の状態になっていることです。
何が困るかって?
歩きづらいんです。
一見固まった様に見える雪の上に足を乗っけると、ザラザラと崩れ、
足が取られてバランスを崩しそうになる。
まぁ硬く言うと、地面からの反力を受け損なうわけです。
踏ん張って地面からの反作用力を受けて人は前に進めるのですが、
それが一瞬のうちにザラメ雪が崩れてしまうので、足を滑らせてしまう
本当に歩きにくいです。
雪国の人でないと、もしかしたらわかりにくいのかもしれませんが、
雪のよく降る地域では冬の間(もしくは冬から春の手前まで)で
二度歩きづらい経験をします。
一つは真冬の時期、降り積もった雪が日中の日差しで少し溶けた後に
凍る。すると地面はツルツルです。
夏場同様の歩き方をしていたら、一遍にストン!と転んでしまいます。
以前ここでも、
雪道・冬道の歩き方について書きましたが、実はもう一回歩きづらい
時期があるのでした。
それが今、ちょうど春の訪れを間近に感じ始める時期です。
踏ん張りがきかないだけではなく、雪が溶けた場所は水浸しです。
深い水たまりなので、歩けない。
時には、まだツルツルになっているところもあって、真冬以上に
様々な条件の道路状況で、臨機応変に歩かなければなりません。
ある意味、(動的な)バランス能力のトレーニングにもなっているかな
と思うこともできますが、
とは言っても、杖をついているお年寄りなどを見かけると、
気が気ではありません。
もしかしたら、
雪国の人の方がバランス能力に優れている、なんてこともあるかな?
と思ってしまいます。
まぁもう少しの辛抱。
日々好むと好まざるとに関わらず、
動きながらのバランス練習をしている(せざるを得ない)雪国からの
報告でした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。