朝野裕一
2019年5月4日2 分
日常の生活の中で身体を動かす場面はたくさんあります。
朝寝床から起き上がるとき。
起き上がったあと立ち上がる。
立ってからトイレに行くか?洗面所に行くか?何れにしても移動する。
パジャマから服に着替える。
着替えを手に取って袖を通します。
かぶり物の服ならば頭に通してから袖を通します。
洗面所に向かって水道の栓をひねって両手に水をためて顔を洗います。
洗った後の顔をタオルで拭きます。
コップに水を入れて、歯ブラシを手に取り歯を磨きます。
歯を磨いた後は、水の入ったコップを手元に引き寄せて、水を口に含み
ます。口の中でブクブクしてから水を吐き出します。
などなどなど。
挙げたらきりがないほど色々な動きをします。
細かい動きから大きな動き、一定の姿勢を保つこともあります。
ここで気がつくことがあります。
色々な作業のほとんどが身体の前で行う動作です。
身体の正面で作業を行った方が、眼で見ながらできるので楽にできます
少し斜め前上にある物を取ったりするには、肩と腕とその先にある手の
位置を決めます。
まさに3次元空間上の動きです。
しかし、大きく身体をひねるなどの動きは意外と少ないなぁということ
に気がつきます。
身体をひねる動作は、寝床から起き上がる時にとても必要な動きです。
身体のひねりが少ないと真正面から起き上がる必要があり、余分なエネ
ルギーがいります。
後ろを振り返る時にも、身体のひねる動きが狭まるととてもやりにくい
動作になってしまいます。
身体のひねりは歩く時にも必要で、身体のひねりが硬くなると歩き方が
変わってきます。バランス的にも不安定になりやすくなります。
このように日常生活の動作を見直してみると、思った以上に身体のひね
り動作が意識しないでいると少なくなっていくように感じます。
可動域を考える時にはこの(水平面上の動きである)ひねり・ねじり・
回旋運動が保たれることが大事ではないかと思います。
あまりピンとこないかもしれません
このことは次回もう少し詳しく考えていたいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。