朝野裕一2019年10月2日3 分動いた後に振り返ろう!今日も秋晴れの気持ちのいい日でした@旭川市。 ちょっと暑いくらいの日中(25℃くらい)でしたが、今日はジョギング ではなく、買い物ついでに3〜4kmウォーキングをしました。 〇〇ついでにというのは、 生活の中にトレーニング効果を入れ込む一つの簡単な方法ですね。 さて、...
朝野裕一2019年3月7日3 分身体が動く仕組みを知ろう;その4〜バランス能力ってなんだろう?(1)昨日はバランス(能力)という言葉を考えてみました。 今日は、 もう少しその中身を静的・動的バランスに分けて考えてみましょう。 まず静的バランスです。 ある一定の姿勢・肢位(アライメントといってもいいかもしれません) を保って安定していること。...
朝野裕一2019年3月6日2 分身体が動く仕組みを知ろう;その4〜バランス能力ってなんだろう?(はじめに)ここでもなんども書いてきたバランス能力についてもう一度まとめて 考えてみようと思います。 以前書いたことと重複するところもあるかと思いますので、予めお断り しておきます。 さて、 ヒトが動くということは、安定を崩すということが前提にあります。 一方で、...
朝野裕一2018年4月9日3 分メンタルとフィジカルと;ゴルフを通して考えた毎年朝方までテレビを観てしまうゴルフのメジャー大会。 今年のマスターズ・ゴルフは20代のプレーヤー=役者が揃った例年に なくワクワクするような大会でした 優勝したのは、パトリック・リード(27歳)。前日からの首位を死守 して初優勝を飾りました。...
朝野裕一2018年3月4日4 分連鎖(連動)の仕組み昨日は大分直観的な書き方になってしまいましたが、今日はもう少し 掘り下げてみたいと(どこまでできるか・・・?)思っています。 スクワットをずーっと例に出してきたので、 そのまま続けたいと思います。 スクワットは一連の動作、...
朝野裕一2018年3月3日3 分鎖と恊働(協同)スクワットのお話が続きますが、 下肢三関節(股・膝・足)の連動性については前にも書きました。 これらの関節は密接に繋がりを持ち、互いに恊働的(協同的)に 働いてスクワットという動作を完結させます。 恊働(協同;著書により使う文字が異なりますが同じことを言って...
朝野裕一2018年1月16日2 分空中での姿勢調節〜自由度と制御力の関係空中で身体の向きを変えることはかなり難しい課題ではあります。 空中で自分がどのような姿勢でいるかの身体感覚、空間での位置感覚 などが十分働いていないと制御が難しい動作です。 跳び上がった途端にある姿勢をとることは 結構写真のポーズなどを...
朝野裕一2017年12月31日2 分これからお決まりですが、新年のご挨拶を。 おかげさまで昨年6月から毎日ブログを書くことができました。 今年もこの調子で休むことなく配信 作業だけはしていきたいと 思っています。 私自身は理学療法士という資格を持っています。 この理学療法というのは、英語ではphysical...
朝野裕一2017年12月29日3 分イップスって知ってますか?:2イップスについての続きです。 今日はどんなイップスがあるのか?などから始めたいと思います。 <イップスって色々あるの?> スポーツ競技に限って言うと、特に野球では普段は普通に球を投げられ るけれども、ある特定の場面に限って症状が出る(うまく投げられない など)ケースと、...
朝野裕一2017年11月26日4 分Journey to the Exercise World :Vol.1 〜解説編〜さてさて、Mr.TAKASHIの微小重力での身体丸め回転体験はいかに? 身体を丸めて浮いたまでは良かったが、勢い余ってしまい壁という壁に ぶつかって散々な体験となってしまった。 ー浮くまでは良かったけれど、焦って丸まったのがよくなかったのかなぁ ??...
朝野裕一2017年9月30日3 分踊る人/身体楽しんで身体を心置き無く動かすのは何と言っても踊りでしょう。 今日は踊る人/身体を見ていきます。 踊りの歴史はそれはそれは古いものと想像ができます。 特に狩猟社会から農耕社会に至るまで、獲物の動物を狩ることができた 時の感謝の踊り、農作物の豊作を感謝する時、凶作から脱するた...
朝野裕一2017年9月4日2 分運動の発達とは1今回のお勉強題材は、「幼少年期の体育 発達的視点からのアプローチ」 デビッド・L・ガラヒュー 著です。 著者は体育学系の経歴から運動発達を子どもの体育という観点で研究し ている方のようです。 この本の1番の骨子を、初めにお伝えしておきましょう。...
朝野裕一2017年8月23日2 分運動よもやま話11運動制御の受け売り知識伝達講座は、昨日までで一応終えました。 今日は、そこから想像の世界に入ってみようと思います。 ・ヒトの動きは自身の身体の大きさや長さや重さによって異なるだろう ・ヒトは周囲(外界)の環境によって動きを適応的に変化させられる ・ヒトは目的、目標とする...
朝野裕一2017年8月21日3 分運動よもやま話10アフォーダンスについて以前も少し書きました。椅子からの立ち上がり について書いた時です。 森の中を歩き疲れた人がそこに切り株を見つけた時、どうするか? きっとその切り株に腰をかけて休むでしょう。椅子の始まり?かどうか はわかりませんが、環境とヒトの動きの相互作用をアフォーダ...
朝野裕一2017年8月21日3 分運動よもやま話9運動から一旦離れて、非線形性のお話をもう一度してみます。 こんなグラフ(下図)をよく見かけると思います。 字が見づらくてすみません。 青い直線がいわゆる線形性を表す線です。対して、赤い線は非線形性。 縦軸はなんでもいいです。例えば損益、技術の進歩度、所用時間など。...
朝野裕一2017年8月20日3 分運動よもやま話8ベルンシュタインさんが提起した協同収縮系って何のことでしょうか? もう少し詳しく書きますと、参考図書から引用すれば、一つ一つの筋肉 が文字であるとすれば、単語が協同収縮系で、文章が運動(活動)自体 となります。そう考えましょう。...
朝野裕一2017年8月19日2 分運動よもやま話7自由度という考え方を運動の中に持ち込んだ人がいます。 ニコライ・ベルンシュタインというロシアの生理学者の方です。 人間に数多(あまた)ある関節と筋肉をいちいちプログラミングして動 かしているのだろうか?素直な疑問ですよね。しかも、それらを状況に...
朝野裕一2017年8月18日3 分運動よもやま話6ヒトの運動を中央(大脳〜脊髄)でプログラミングして発現させる。 運動のプログラム理論です。 この理論は、反射運動のような刺激ー応答のパターン化された動き以外 の運動を説明するのに有用でした。 神経は感覚入力の信号がなくても、出力としての運動を発現できること...
朝野裕一2017年8月17日2 分運動よもやま話5ヒトの運動が、全て反射で起きているわけではないはず、それにはより 上層部分での制御機構があるはず。 そう考えて唱えられたのが、階層理論と呼ばれる考え方です。 そして脳のより上位(皮質部分)から旧皮質・古皮質と呼ばれる部分、...
朝野裕一2017年8月16日2 分運動よもやま話4運動を制御することについて、過去に色々な人が理論構築、解釈などを しています。 古くは19世紀から20世紀の初めにかけて、 ここで先日の逸話(?)をもう一度引っ張ってきます。 “連休明けの月曜日、仕事再開の日目覚ましで起きたその日暮らしの...