ラジオ体操について考える;その3
今日は、
ラジオ体操第1の終盤の5つ(No.9〜No.13)の運動の解説です。
No.12とNo.13はNo.2とNo.1と同じ動きです。
ですから、
新しい運動は3つになります。
早速見ていきましょう。
まずは、
No.9からです↓
身体を斜め下に曲げた後に胸をそらす運動です。
体幹の屈曲と回旋が混ざった複合運動で、片方ずつ太ももの裏の筋肉=
ハムストリングスを伸ばすストレッチ効果も期待できます。
その後の胸を反らす運動で、胸郭を大きく広げます。
次に、No.10です↓
身体全体を大きく回す運動です。上半身と下半身・体幹と腕の協調的な
運動が求められます。
何より、
この第1の体操の中では、最もダイナミックな動きが必要な部分です。
大きく身体を回しますが、身体全体が回した方へ流されていかないよう な、バランス能力が必要です。
三つ目は、No.11です↓
ジャンプ=跳躍運動が入ります。
両手と両脚を一緒に開いて跳ぶ部分は、まさに協調性を鍛える体操に
なります。
最後に、No.12とNo.13↓
これは最初に書いたように、No.2とNo.1と同じ運動です。
No.12は、すぐ前に跳躍動作を行ったので、つま先立ちや膝曲げの筋力
トレーニング要素を含みつつ、呼吸を徐々に整えていく役割も担って
います。
最後にNo.13は、
深呼吸をしながらリラクセーションを図って、体操が終了します。
動画でご覧になれます↓
YouTube番組「身体自由-カラダフリーチャンネル SP3」
次回は、ラジオ体操第1全体を振り返って総括してみたいと思います。
全体の総括は、
音声ですでに配信中ですので、そちらも聴いてみてください↓
Podcast番組「トーク・オン・エクササイズ 053」
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次回に。
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