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  • 朝野裕一

正しい悲観性と楽観性〜新型コロナウィルスに関連して

世の中、今は新型コロナウィルスの感染問題で振り回されています。

北海道では知事から緊急事態宣言が発せられ、首相からは全国の小中高

と特別支援学校の閉校を要請されるという事態です。


この間どう対応したら良いか、対策の可否などについて

誤った情報や、不正確な情報、偏った考え方と、

一方で、冷静な対応、正確さを重んじる情報、真剣さ・深刻さを真摯に

受け止める考え方など、

玉石混淆(混交;ぎょくせきこんこう)状態に陥っているような気が

します。


誰でもできる対策としては、一番が手洗いと言われています。

うがいとマスクに関しては、補助的な意味とマスクは咳などの症状が

ある方は必須と考えられています。咳エチケットも同様で手のひらに

向けてではなく、肘などの接触性の低い部分で行うとされています。


もう一つの対策が、

不要不急の外出特に大勢の方が密集する場所へ行くことを控える、

ということです。

韓国の例で明らかな様に密集場所での感染が示唆されているからです。

この点を踏まえた上で、個人でどう行動したら良いかを考えなければ

なりません。


ここで根拠のない楽観主義は通用しないでしょう。

相手は目に見えないウィルス、しかも根本治療薬やワクチンがない新型

ウィルスです。


一方で、不必要な悲観主義、いわれのない言説を信じることや

偏見などにも注意が必要です。

今誰しもが自分がウィルスに感染していないだろうか?と心配している

と思います。


自分や家族の健康を心配することだけではなく、

万が一自分と接した人へ感染させてしまわないだろうか、という心配が

実は主要なものだと思います。


高齢者や病気を持つ人と接する職業(医療職や介護職など)に就くもの

としては当然考慮しなければならない点です。

これが正しい悲観性(というよりは冷静さ)です。


それ以上の心配は、

極端な心配性や根拠のない言説にとらわれやすくなったり、偏見や差別

的な考え方へ向かいやすくなるのではないでしょうか。

それが誤った悲観性です。


対して、

どうせ風邪と同じだし、致死率もどうやら2%以内と低めに見える、

万が一罹っても大丈夫だろう、と考えているとしたら間違った捉え方

でしょう。

これが誤った楽観性です。


なぜなら、この性質こそがこのウィルスの厄介なところだからです。

誤った楽観性を持った人が増え、何の対策も考えずに他人へ移していく

ことが最終的に重症の方をも増やしてしまうからです。


だからこそ、

多くのイベントの中止や学校の休校を求められているわけです。

不必要な悲観主義も、

根拠のない楽観主義も、

誤った行動につながります。


ただし、

この自粛がいつまで続けられるのか?今のところ誰にもわかりません。

なので、

いったいこの先どうなってしまうのだろう?という漠然とした不安を

持ってしまうことは理解できるところです。

もう少し粘り強く事態の推移を見ていかなければならないでしょう。


さて、

ここからが本筋のお話です。


では正しい楽観性とは何か、どうしたらそれを持つことができるのか。

まずは先ほど述べたような個人でできることは積極的にしていくこと。

このウィルス問題の有る無しに関わらず、日常生活での健康とは何かを

もう一度考え直す、見つめ直すことをお勧めします。


そういう意味では、

あえて誤解を恐れずに言えば、絶好の機会でもあると思います。

本来ならば日々生活のなかで、自分の健康や運動習慣などに興味を持っ

て関与するのがベストですが、

そうでない方がまだまだ多い現状では、この抑制された状況を逆手に

とって、大げさに言うとどう生きるか、どう働くか、どう生活するか、

などを見つめ直す機会にしていければいいのではないかと思います。


これが正しい楽観性と考えます。


不要不急の外出ができず人が多く集まる場所へも行けないとなると、

ジムに運動をしに行っている人などは運動ができなくなる、〜〜

記事のアップが作業がうまくいかない間にこんな情報が入りました。

※「スポーツ・ジムの利用自粛」が首相より要請されたようです〜〜

と考える

かもしれません。

でも決してそんなことはないわけです。

日頃から言ってきましたが、日々の生活の中でもいくらでも運動する

機会はあります。


実際、

生きている以上何らかの動きを必要とするわけで、それを意味のある

運動に転換することは可能です。

そのためにも、

日頃から自分の身体の特徴やそれにあった適切なエクササイズとは何か

考えておく必要があります。


自分の現状に合わずに高度なトレーニングをして継続できなくなったり

かえって身体を傷めることになる場合もあります。

とても簡単でかつ意味のある運動はたくさんあります。

それらを効果的に実行するためには、

全て正しい知識、いわゆる身体運動に関するリテラシーの有無にかかっ

ています。


この今の現状、

外出ができない状況でこそ、もう一度自分の身体の状態を見直す機会に

し、急な激しい運動などをせず健康状態に気をつけながら、身体の動き

に興味を持ち、家の中で身体を動かすきっかけを増やしていくように

していきましょう。


一部企業はすでにテレワークや時差出勤などを実行しています。

学校の休校が続く中、子どもの面倒を見続けるには難しい状況にある

親御さん同士が、交代で面倒を見ていこうか、あるいは企業で社員の

子どもの面倒を見るといったシェア的な考え方も出てきています。

e-ラーニングで宿題(体育を含む)などを出す学校も一部あるようです

全ての企業や学校、家庭などができるわけではありませんが、できる

ところはできることも事実です。

もっと普段からこのような働き方や生き方を見直すことを、できるとこ

ろからすべきではないかと思います


身体運動も同様です。

今からあなたも、

家の中でも運動ができないかどうか、考え直してください。


今回は、

新型コロナウィルスの影響を政治的・経済的・医学的に論ずることを

目的とはしていません。

身体運動・エクササイズの観点からこの状況をどう正しく楽観視できる

かを述べたいと思いました。


ともあれ、

日頃の手洗いを主体とした健康管理に注意しながら、このウィルスの

影響を最小限にとどめることを一人一人が主体的に考えていくことを

望みます。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次回に。





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