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運動を科楽するとは?2

  • 朝野裕一
  • 2017年6月11日
  • 読了時間: 2分

最初から、いや最初だから、かな?

いきなり堅い話を続けます。

運動科楽のの話です。

前回、物理学の中の力学についてお話ししました。

その他にも、ヒトの身体運動に関しては

様々な学問が関わっています。

その前にこの図をご覧ください。

ヒトの動きの要素

前回は、身体の構造に関するお話でした。

 物理学以外にも、解剖学などが関係しています。

神経制御ならば、

 生理学(神経生理学)、脳科学などなど

心肺活動ならば、

 生理学(運動生理学)などなど

認知・心理ならば、

 脳科学、認知心理学、認知神経科学、(一見関係ないような)行動経済学などなど

その他として代謝機能などはやはり生理学。

全体に、

 医学(スポーツ医学を含む)、運動学、生物学(進化生物学なども含む)、公衆衛生学、

 看護学、社会学、社会福祉学.....そしてそれらの一部をさらに統合したような複雑系の科学

もう挙げたら切りがないほど多くの学問が学際的に関わっている、

それがヒトの身体運動です。

 ※中には物理学ほどクリアカットに分析できないものもたくさんあります。

 でも、ある枠組みを作って分析などを行うのが学問ですから、

 よりクリアにしていく試行錯誤は続きます※

すなわち、

いろいろな要素が関係して統合されている(統合が崩れる場合もあります)のが

ヒトの身体運動です。

この辺で堅い話は終わりにします。

今日も訪れていただきありがとうふ(→とう;豆腐は売ってません!)ございます。

明日は、科楽ののお話を。

文字通りもう少し楽に、楽しくお伝えしたいと思います。

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