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朝野裕一

市民ランナーのコンディショニング

ラン×スマを見るまでもなく、

全国各地でマラソン大会は盛んで参加者も年々増え続けているようです。

今日は、市民ランナーのコンディショニングについて考えてみようと思います。

昨日(6月25日)旭川市のお隣の鷹栖町で行われた

たかすジョギングフェスティバル」を見に行ってきました。

一緒にPodcast番組「トーキング・エクササイズ」を製作している仲間、

木津伸也氏がハーフマラソンの部に参加するので、その応援かつ取材を兼ねてです。

あいにくの雨でしたが、小雨で涼しい気候ということもあり、

ランナーにとっては意外と走りやすい天候のようでした。

当の木津氏は1週間前から左ひざの周りに走ると痛みが...

練習の走りを減らし、TABATAトレーニングを継続、

※TABATAトレーニングについては現在Podcast配信中の「トーキング・エクササイズ」で

特集していますのでそちらもご聴取ください;毎週金曜日配信中です;今回の特集は8月4日配信予定です※

結果は、残念ながら12㎞付近で左ひざが痛くなり、16kmまで歩いて、

そこからもう一度走り始め2時間0分台。

4km歩いた割には、彼の数年前のベストタイムだったというくらいなので、

もし?膝が痛くなかったら...と思わず考えてしまう、まずまずの結果でした。

会場では偶然、あさかわ整骨院の浅川永太先生にばったり。

 浅川氏はもう大分前からマラソンをやっていて、なんと!フルマラソンでサブ3(スリー)

 (フルマラソンで3時間を切るベストタイムを持っている人をそう呼びます)。

 もはや単なる趣味のランナーの域を超えていますね。

 昨年からは作.AC旭川というクラブチームにも誘われて現在所属しています。

ちなみに今回は10kmの部に参加して、37分35秒のベストタイム。

45歳以上55歳未満の部で2位に表彰されていました。さすがです。

また、毎年(5年連続で)全国高校女子駅伝大会に出場している

旭川龍谷高校陸上部の阿部文仁監督にもお会いしました。

さて、そこで阿部監督もおっしゃっていたのが、

市民ランナーが陥りやすいこととして、練習で走り過ぎてしまうということ。

最終的には走る競技なので、走ることが一番練習になるだろうと思うのはよく理解できます。

しかし今回の木津氏のように痛みを伴ってしまう状態で無理に走っても傷めるだけでしょう。

走り好きの人は走っていないと不安になるという傾向にあるようで、

ついつい走り過ぎてかえって傷めてしまうこともしばしば。

帰り際木津氏も言っていました。

走る練習はやればやるだけいいかというとどうかな?

大事なのは、

・体重のコントロールを含めたコンディショニングをしっかりと考えること

 (生活習慣;食事、睡眠なども含まれるでしょう)

・競技がマラソンなので有酸素性(持久力系)のトレーニングをどう行うか

 (ここに走ることも含まれますが)

・走ることでストレスのかかる関節やその周囲の軟部支持組織(靭帯や腱組織、筋肉など)を

 傷めずに修復機構の時間を考慮すること

ということでした。

なるほどそのと通りだなと、納得。

※筋力トレーニング(瞬発系/持久系含む)や

関節・身体全体の動く範囲の確保(ストレッチなど)、

走り方の見直し(傷めやすい走り方の場合もあるでしょう)なども必要です※

市民ランナーが増えている昨今、コンディショニングについても

もう一度よく練習の仕方を含め、考えてみる必要があるかもしれません。

今日もありがとうございました。

ではまた明日。

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