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朝野裕一

運動を好きになれるか?

運動嫌いは、疲れる・辛い・不得意といった感覚が伴うからでしょう。

運動それ自体は一定の疲れと辛さがつきものです。得手、不得手もある

でしょう。また、不得意と思ってしまうとなかなか積極的にはやる気が

しないのは当然といえば当然のことですね。

特に子供の頃からそういう気持ちを持ってしまえば運動する機会が減り

、結局のところ不得意のまま過ごすことになるのかもしれません。

運動会で足が遅かったとか(速かった子は 人気があったりしてますます

得意になるかもしれません)、負の経験を味わうとその後に影響を及ぼ

す可能性はあります。

ですから一つには、

子供の頃の運動経験に工夫が必要ではないかと感じます。

体育という括り(くくり)ではなくて、もっと発達に伴った運動要素の

経験を、身体運動の仕組みなどをよく知った専門家に、外注(アウト

・ソーシング)で指導してもらうなどの対策を取ったほうがいいのでは

ないかと思います。

いずれにしても、運動は辛いことに変わりはありません。

しかし、動いた後の爽快感は格別でもあります。運動好きな人は、その

爽快感を求めて行う、あるいは辛さそのものも充実感に変えられる特性

があるのかもしれません。興味深いところですね。

もう何10年も前から、糖尿病の運動療法の継続をどうするか、が課題に

なっていましたが、一向に解決を見ない(からこそ生活習慣病の問題が

今もクローズアップされているのでしょう)のは、なぜでしょう?

いつでも、どこでも、楽しく(だったかな?)をモットーに、運動を

しましょうというのが糖尿病の運動療法の標語にありましたが・・・

どうやら総合的に運動習慣というものを捉え直す必要があるようです。

何が障壁になっているのか?どういう人が継続しているのか?などの

分析が必要ですし、どういう呼びかけや仕掛けが必要かなどの研究も

重要だと思います。運動を行うだけではなく、継続するためには。

次回は、その辺の研究報告なども交えて考えていこうと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。また明日。

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