身体運動とエンターテインメント
今まで、
子どもの運動発達について書いてきましたが、ここでちょっと休憩。
子どもにしても大人にしても、身体の運動と楽しい体験とは親和性が
高いと思われます。
例えば、
遊園地のジェットコースターやその他の遊具での非日常的な身体感覚を
経験する時、ヒトはドキドキ、ワクワクします(苦手な人もいる)。
★(著作者:Cristian Ştefănescu)
そのような感覚を抱く時、ヒトは自然と身体を動かそうとします。
それが“ワーっ!”、“キャ〜っ!” と言いながら両手を顔に当てて伏せた
り、両手を挙げてバンザイしたり、何であれ、何らかの身体的な動きを
示します。一種の身体反応と言ってもいいかもしれません。
そして、
前にも何回か書きましたが、音楽と融合した踊り(ダンス)など、音楽
に誘発された動きが出現します。
それを考えると、身体運動とエンターテインメントあるいはアートと
相性が良さそうだなと思います。
運動の面白さを考える時、 “どうしてそんな動きができるのだろう?”
“すごいな!”、などとスポーツやダンスの動きを見て感じるところから
始まっています。自分の場合。
そして、
身体運動とそれを観るエンタメ性の一つが、ボクシングなどの格闘技
にも当てはまるなと感じます。
自分が格闘技を好きだからなんですが、究極の身体運動+エンタメが
、格闘技なのではないかと思ったりします。中でもエンタメ性を突き詰
めたのがプロレスでしょう。勝負というよりは、ヒトの動きを見せる、
というところに力点が置かれているエンタメ格闘技です。
これも遊園地の遊具と同じで、格闘技を観てドキドキ、ワクワクする人
もいれば、怖くて見れない人もいるでしょう。
好みの問題ではあります。
とにかく、
当初思っていた以上に、身体運動とエンタメは相性が良さそうです。
普段見る/行く/行う娯楽やレクリエーションの中にも、たくさんの身体
運動の要素があると思って見ると、また違った意味で面白く 感じられ
るのではないでしょうか。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。