驚く人
朝野裕一
人は通常喜怒哀楽を持っています。
ときにはその感情を隠して、表に出さない場合があったり、そもそも
それを表さない人もいるでしょう。

ライ・トゥ・ミーというアメリカのテレビ番組がありました。
人はいくら感情を表面上隠していても、どこかに身体の動きや表情の
変化などで、感情の表出が見て取れる。それを暴いていくドラマで、
とても面白かった記憶があります。
例えば、
驚いたときにはどんな表情なり、動作が表れるのでしょうか?
顔にはよく表出が見て取れますね。

ここでは多くの場合、顎関節が一生懸命働きます。“顎が外れるほど”
などと表されるくらいですから。
驚き・ビックリにも、さらに色々な感情が付加されています。
嬉しくでビックリ!だと↓

両手を顔の前に合わせる動き、これは嬉しさだけではなく、楽しさを
伴う時も出てくる動きのようです↓

とにかく両手をよく使うなぁと↓

もっと意外性を伴うサプライズになるとより大げさに見えてきます↓

上体をやや反らせ気味、でもやっぱり両手で顔を覆う仕草が入ります。
さらに大げさになると両手を前に見せてというパターンもあります↓

一方で、ちょっと怒りに近いビックリもあります↓

指差し行為は怒りの表出でよく見られる動きです↓

怒る人はまた別の機会にとして、
驚きは顔面の表情(両目を見開く・口を開けるなど)と両手の動き
(肘は曲げて)に象徴される身体動作として、表出される傾向がある
ようですね。今日はこのくらいにします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。また明日。