喜ぶ人/身体
人には喜怒哀楽があると書きました。そしてそれを顔の表情や身体の
動きで表出します。
驚きに続いて、喜怒哀楽の順番に、その身体表出を見ていきましょう。
今日は喜ぶ人/身体から始めます。
表情としては容易に想像がつきますが、笑顔になることが多いですね。
顔面には多くの筋肉が存在しており、中でも表情に関係するいわゆる
表情筋だけでも20種類位ある と言われています(深層の筋を含む)。
それ以外に、咀嚼(噛むこと)に使う筋が顔面には付いています。
表情に表す以外にも、人は身体を色々使って喜びを表現します。
両手を頬に当てる仕草は、喜びの驚きといったところです↓
もう少し喜びを表すとどうなるか? ガッツポーズなんかその典型です。
顔はむしろしかめて顔全体で喜びを表すという感じですね。
ガッツポーズも実は色々で、こんな形もあります↓
肩を少し挙げて外に回旋(外旋と言います)し肘を曲げて、手は
グッーと握っている、この時おそらく肩甲骨は内側に留まり、胸椎は
伸展方向に動いている、いわば胸を張る動作に近い動きです。
同じような身体部位の動きですが、手を握らずにちょっと驚きの要素が
入るとこうなります↓
また、片手でのカッツポーズもありますね↓
拳を突き上げるっていうやつです。 この間の驚く人のラッキー!を表す
ポーズと同じです。
喜びも大きくなると身体の動きもだんだん派手になっていきます。
よくあるのが、バンザイ!をする動作です。
肩が挙がりづらいとどうなるんだろう?喜びを表す身体動作も控えめに
なるのでしょうかね?
十分に身体の関節が柔らかく、活動性も保たれていれば、バンザイに
さらにジャンプが加わります。
女性のジャンプは、こういうパターンが結構多いかもしれません↓
何と言っても顔の表情が大事ですが
それだけでも十分ですが、できれば喜びは時には目一杯身体で表すこと
もできるようにしていたいですね。
今日も読んでいただきありがとうございました。明日は喜怒哀楽の怒、
怒る人/身体でお会いしましょう。