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朝野裕一

眠る人/身体

1日の始まりは夜明けとともに訪れ、人は眠りから目覚めます。

1日の終わりには、夜更けとともに眠るべく横になります。

労働の合間に昼寝もします。

睡眠は人の生活において、必須の行為、行為と言っていいのかわかりま

せんが 、そう言われています。

健康な生活における睡眠の効用は、

・身体などの疲労回復が図られる。

・記憶の定着が行われる

・睡眠中に成長ホルモンの分泌があり、免疫力の向上が図られる

・アルツハイマー型認知症の原因物質と言われる、アミロイドβを排出

(洗い流す)する作業が行われる、

などがあります。

反対に睡眠不足による弊害とは、

・疲労が蓄積する

・記憶の定着が損なわれる

・免疫力の向上が図られない

・アミロイドβの排出が行われない

・満腹中枢を刺激するレプチンというホルモンが減少する

・食欲を増進させるホルモンであるグレリンの分泌が増える

・体内の糖を分解させるインスリンというホルモンの働きが悪くなる

などで、

後半の三つは肥満や糖尿病などの生活習慣病を起こしやすくなります。

適当な睡眠時間には諸説あり、はっきりと〇〇時間!と断定はできませ

んが、概ね7時間半くらいと今は言われています。

うとうとして夢を見るような比較的浅い眠りのレム睡眠から、

深い眠りのノンレム睡眠を経て再び浅い眠りに戻る周期が約1時間半

と言われており、その周期×5回くらいでおおよそ7時間半になります。

人によっては、4時間半でも3時間でも平気という場合もあるのでしょ

うが、この1.5時間×○周期分で目覚めると、割とすっきりしている、

ということはしばしば経験します。

また、

昼間の30分くらいの睡眠(いわゆる昼寝というやつです)も割とその

あとにすっきり感が訪れます。

夜見る(昼寝でもありますが)夢の効用については未だに研究中で、

これという定説には至っていないかと思います。

まぁ、日中起きた出来事や行動の情報整理の役割があるのでは?

とは言われています。

白昼夢などと言われるものもありますが...

ともあれ、

健康的な生活を送る上での三大条件;食事(栄養)・運動・睡眠;の

一つである睡眠はとても重要であることは間違いありません。

時には徹夜してでも行わなければならないことがあったり、

熱狂的に何かをしていて、気がついたら朝を迎えていた、ということは

充実した人生を送る上で必要でしょう。しかしあまり睡眠負債を積み上

げ過ぎると返済し切れずに充実感が損なわれてくる危険性もあります。

適度な休養も兼ねた、正しい睡眠習慣をつけることは、大事なことだと

思います。睡眠不足過多に気をつけて!

今日も読んでいただきありがとうございました。本日もアップが遅くな

りました。明日は眠る身体についてもう少し触れたいと思っています。

ではまた明日、ごきげんよう。

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