• 朝野裕一

歩く人

最終更新: 2020年10月2日

人は移動するために歩きます。

歩くとき、歩き始めるとき、歩いているとき重心がどう動いているのか?

重心と床(地面)反力の関係など、色々難しいこともあります。

あまりややこしくない程度に、面白さを見ていきたいなと思います。

重心ってそもそも何だろうか?

となりますね。まずは、身体の重みの中心部分と考えてください。

支持基底面、静的バランスについてはすでにお話ししました。

(重心は固定といってもわずかに・微妙に常に動いています)

床(地面)反力ってなんですか?

人が床や地面に立っている時には、重みが床や地面にかかっています。

それに対して、床(地面から)反作用としての力を受けています。

感じるのは、立っているときは 足裏になります。力学的にはその中心

を足圧中心と言います。

面倒臭いお話はこれくらいにして、

まずは歩き始めるときのことを考えてみましょう。

例えば左足から歩を進めるとしましょう。このときの重心の動きはどう

なるでしょうか?

左足を振り出す(浮かせる)んだから、当然右へ重心を移すでしょう。

その通りです。

では、そのとき重みは右へ移動していく。それもその通りなのですが、

重みを感じる足裏は地面から反力を受けます。

ではその足圧(中心)はどうなるかというと、上図のように右側へ重心

を移動する瞬間(一瞬前)に、一度左に重みをかけてその勢いて重心が

右に移動するとう現象が起きています。足裏でそれを感じることは普段

はないでしょうが、体重計などを二つ用意して左右それぞれの上に乗り

その数字をよーーく見ているとわかります。

上から見た図を上に示しましたが、わかりづらいですね。

この図ではどうでしょうか?↑

感覚的にいうと、左の地面を一回押してその反動(反力)で右側に

重心を移動させているということなんです。これまた面倒臭い話ですが

これと同じようなことが、歩き始めにも起きています。

左足を振り出すときはこうです↓

一瞬左側の地面を押した後に重心が右へ移動し、左足が浮いて前に振り

出されます 。

前後の動きも含まれるのですが、よりややこしくなるのでまずは左右

のみの話にとどめます。

何気なく歩いている私たちですが、実はこんな微妙な現象が起きている

んです。

人はそうして色々なところを、色々な形で歩きます。どこでも歩いて

行きます。

砂丘の上でも、

森の中でも、

今日は少しお勉強的になったので、このくらいにしてまた明日に続けま

しょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。

また明日お会いしましょう。

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