- 朝野裕一
スペースの作り方
例年通り、年末に実家に帰省。
そして帰省帰り。札幌駅周辺は相変わらず、いやいつも以上?の混雑。
前にも書いたように、都会ほど歩く場面が意外と多く、知らず知らずの運動機会は、もしかしたら多いかもしれません。
話は変わりますが、昔からサッカーが好きで⚽️今年はW杯ロシア大会が6月から開催されます。
サッカーという競技の究極の目標は、言わずもがな、相手のゴールにボールを入れて、最終的に相手より多くゴールした方が勝ち、なんですが、
そのためにはそれまでの色々な過程があるわけで、その本質は?
スペースをいかに作って、相手陣地まで攻め入り、ゴールに結びつけるかです🥅
そのために囮になる動きなども求められます。
何度も何度も、一見ムダに終わりそうな動きをし続けられるか、
が要求されます。
ハリルホジッチ監督のもと、デュエルと言われる激しい肉体的な接触にも負けない強さと、
素早い縦への攻撃、
が日本に求められていますが、
それだけでは、もちろん世界には通用しません。
肉体的な=フィジカル(physical)部分だけではどうしてもかなわない、
縦ばかりのカウンター的な攻撃だけでは、下手をしたら常に守りに専念させられ、相手に押し込まれてしまいます。
それでも、ある程度の成績は勝ち取れるかもしれませんが、サッカー本来のダイナミズムみたいなものが欠けてしまう気がして、結果だけに満足することになるのか?
まだ結果を出してもいないのにこんなことを考えるのは、早計なのかもしれないけれど、やっぱりワクワクさせる部分がないとなぁと、
贅沢な望みを抱いたりもします。
ではどう考えたらいいのか。
何を期待して私たちはサッカーを楽しんだらいいのか?
やっぱりサッカーの本質、
スペースをいかに作って、その為の運動量を確保するか?をもう一度思い出したらいいのではないかと思います。
そう考えてみると、サッカーは
実は日本人に最も適している競技と言えるのかもしれません。
オシム元監督が目指したのも、そういう日本人の特徴を生かしたサッカーだったはずです。
本大会まであと半年を切りました。
これから選ばれる選手、監督、協会にはどうか結果を恐れずに、サッカーの本質を体現する日本スタイルにチャレンジしてほしいと思います。
札幌駅の混雑した中を、いかに人にぶつからずに、立ち止まらずに、大きくよけずに、前に進むかを考えていると、
あらかじめ前にスペースを見出してそこに素早く進むことが必要だなぁと、何気なく感じ、
サッカーのことを思い出しながら、書いてみました。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日✋🏻