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朝野裕一

空中での姿勢調節〜自由度と制御力の関係

空中で身体の向きを変えることはかなり難しい課題ではあります。

空中で自分がどのような姿勢でいるかの身体感覚、空間での位置感覚

などが十分働いていないと制御が難しい動作です。

跳び上がった途端にある姿勢をとることは 結構写真のポーズなどを

含めて、誰しも行ったことがあるかもしれません。

こんなポーズや

こんなポーズも

こんな遊びポーズも取る/撮ることができます。

喜んで思わずこんなポーズをとることはよくありますね。

空中であるポーズをとることは比較的やりやすいかもしれませんが、

空中にいる間に身体の向きを変えるとなると、そう簡単ではありません

空中で身体があまりにも自由に動いてしまうと、向きの調節が自由度に

引っ張られてしまい、難しくなってしまうと考えられます。

こんな感じで空中に浮かぶことができればまた違うかもしれませんが...

そこで、

ある程度身体の姿勢を固めた上で向きを変えたり回転させたりをする、

一番わかりやすい例としては、

超難度の技を繰り出す体操競技ではないでしょうか?

床や鉄棒などの着地前の姿勢では、回転やひねりを加えて難度を増して

います。

昔はウルトラCと言われていた難度は、もはやウルトラI(アイ)まで

あります。

さてそこで、

空中で身体の向きを半回転(180度)あるいは一回転(360度)する

動作を行う際には、身体姿勢を決めて(固めて)いる必要があるだろう

という仮定で、昨日の練習を提案してみました。

身体運動・動作の自由度と空中(あるいは水中も)での姿勢や向きの

決定力とは、相反する関係にあるのではないか?と思います。

自由度と制御能力=コントロール能力は、ある場面ではトレードオフの

関係にあると言えるでしょう。

その辺も考えた上で、子供を含めた運動指導を考えてみると、とても

面白いなと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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