朝野裕一
下肢三兄弟は仲がいい?!
スクワットのところでも、以前のブログ「下肢を鍛える」でも、
何度もお話ししてきた下肢の役割。
下肢の主だった関節は、
股関節、膝関節、足関節(距腿関節)の三つです。
これらが連動して動いている時には、身体の運動、重心の移動などが
滑らかに安定して行えます。
いわば下肢の三兄弟が仲良く連携してくれればいいのですが、
実際の兄弟はしばしばケンカもし、誰かがサボったりもします。
スクワットのシリーズでも言及した、連動性。
各関節が連動して動くことの必要性について、もう少し
考えてみましょう。
それぞれ下肢の主要三関節にも特徴と役割があります。
実際の兄弟と同じですね。
一番身体の中心に近い股関節は、動きも作りも大きく長兄に
ふさわしいでしょう。
地面に直接接する一番遠くにある足関節は、末弟。
その間で色々な調節をせざるを得ないのが膝関節。
と考えてみると面白そうです。
もう一つここでは、
各関節の構造を作りとして、機能を役割として考えていきます。
これらを合わせて、
各々の特徴=キャラクターを次回以降見ていこうと思います。
果たして誰がどんなキャラでカラダの動きというパフォーマンスを
演じているのか?
そう考えるとちょっと楽しいかもしれませんね。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。また明日。