日常の姿勢〜気をつけること:その二
日常生活での姿勢で気をつけることの第二弾は、回旋、カラダを回す
ことです。
特に、股関節を抜いた上半身(骨盤から上の部分)についての回旋を
考えてみましょう。
前にも何回か書いたのですが、ここの部分の回旋運動は、主に胸椎で
行われています。
何かの折に、声かけされてふと振り返る時、ちょっと後ろの物を取ろう
とする時など、骨盤から上の回旋可動域が低下すると、
首に負担をかけたり、振り向く際のバランスが崩れやすくなったり、
という可能性が出てきます。
ですから、普段から胸椎部分を意識した可動域練習をしておく必要が
あるでしょう。
座っても横になっても行えます。
座って行う場合↓
骨盤はそのままの状態で、その上の部分=上半身を(この場合は)左に
回します(回旋)。
反対側も同様に行います。
腕も無理に動かさず上半身だけをゆっくりと回していき、止まるところ
で5秒くらい保持します 。
決して無理に捻ろうとしないでください。代償運動が出てしまいます。
上から見るとこんな感じです↑
寝て行うときは↓
上半身は固定して、骨盤から下を逆方向(この場合は右)に回します。
そうすると、上半身は左に回った状態と同じポジションになります。
骨盤を回すと上半身も浮いてしまいそうになると思います。
特にカラダが固い方は、
そういう場合は、
なるべく上半身が浮かないところまでで止めてください。
そして5秒間保持。 こっちの方がきついかもしれません。まずは座位で行なって、
横になって(仰向けで)行うストレッチはそれに慣れてからでも
いいと思います。
いかがでしょうか?
キリッと振り返ることのできるカラダ作りをしていきましょう!
(上半身だけの振り返り↑)
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。