日常の姿勢〜気をつけること:その三
日常生活での姿勢。気をつけることの第三弾。
今回も胸椎と関係があります。
胸椎と肩甲骨です。
これは、前にも書いたように肩(関節)の動きと関係してきます。
こんなところに手が届く??↓
これは単に肩関節の可動域が広い(この写真の場合屈曲と外旋が主)
だけではなく、胸椎が伸展方向に十分に動かないとできません。
さらに、骨盤+腰椎の動きとも関係しているのですが、そのことは
また別の日にお話ししますね。
さて、胸椎と肩甲骨です。
リラックスした姿勢で座り両手を腰に当てて(手の甲側の方がいいかな
?)、あくまで肩甲骨を意識して両方の肩甲骨を引き寄せてみましょう
こんな感じです↓
肘の位置はあまり後ろに引かないようにして(理由はまた別の日に)
あくまで肩甲骨を引き寄せることに注力してください!
そうすると一番右側(横から見た写真)の様に 座る姿勢自体が、
真っ直ぐになっていますね。
これは胸椎が伸展方向に動いているからです。
肩甲骨を引き寄せると自然と、胸椎も伸展方向に連動してい動く様に
、骨盤が起こされる様になっています。これが、ヒトのカラダが動く
仕組みの一つです。
ですから、
一昨日その一で紹介した骨盤を起こす動きを行なった上で、
この胸椎の伸展と肩甲骨の内転(引き寄せ)を行うと、良い座位姿勢
を保ち、肩こりや首のこりなどを防ぐことが可能になってきます。
座っている時にちょっと(ほんの1分程度で済むでしょう)この一連の
動きをしてみてください。
まずは、誰でもどこでもできる姿勢矯正運動でした。
今後も引き続き、補足として、なぜその動きが必要なのか?
何に注意したらいいのか?行うときの落とし穴!?も結構あるので、
その点をおいおい紹介・説明していこうと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。