• 朝野裕一

のぞいてみよう!人の日常生活に潜む運動要素

運動の要素は実は日常生活にたくさん潜んでいます。

潜んでいるといっても、運動が隠れているわけではなくて、

私たちが気づいていない、気に留めていないだけなのです。

例えば、

座ってデスクワーク。

どう座るかなんて、いちいち気にしていないのではないでしょうか?

でも、

これが肩こりや腰痛の元になり得ることは多くの人が述べています。

何故ならば、

それがいわゆる人の姿勢・運動・動作などの原理原則に基づいて

いるからです。

原理原則って何?

何度もここでお話ししてきたように

私たちは地球という1Gの重力の元で、何百万年もかけて進化してきた

カラダ(骨格や筋肉、神経他の組織・臓器など)の構造と機能を使って

生活していることを指します。

本当は、これは誰が考えても合理的な結論が出ることなんですね。

では何がことを難しくしているのかといえば、

一つは、皆が皆この原理原則を知っているわけではないということ。

もう一つは、そうはいっても個人個人の特性が異なり、多様性がある

ということ。

さらにいえば、ヒトは科学技術を発展させ、環境自体が大きく変化して

いるということも関係しています。

ヒトが置かれている環境や役割、行動は個人でかなり異なります。

また、古代と現代では全然人の生活や行動のパターンが違います。

ヒトは常にあらゆるものをアップデートして生きてきたわけです。

だから、原理原則をわかりやすく伝えること。

個人に合わせた原理原則の応用・工夫が必要だということ。

現代や未来を見据えた上での対応を考える必要があるということ。

ではないでしょうか?

そういう現代に生きる個人の運動へのナビゲートをすることが、

この「運動科楽舎」という事業の役割・使命だと思っています。

なんだか、大真面目な話になりましたが、題名に則して日常をもう少し

のぞいてみましょう。

移動する、歩く・走る、車椅子を操作する時もその姿勢が動きを

決めることになります。

台所で家事をしている時、洗面所で歯を磨く時、掃除機をかけている時

多くの人は立ったり・座ったりして行うでしょう。

こういう時ついつい私たちはその姿勢を意識せず楽に行おうとします。

そして、ほとんどの作業は自分のカラダの前で行います。

当たり前ですね。

両手を使う時、カラダの前で行わなければならないからです。

後ろ手に紐を結ぶなどを例外にして

そうするとついつい前のめりの姿勢を長い時間取ることになります。

ですからその時の姿勢には気をつけている必要があるんですね。

調理をする前に、食器や鍋を上の棚から取る、下の棚から取り出す、

後ろの食器棚から選ぶ、などには背伸びをしたり、屈(かが)んだり

体を捻(ひね)ったりします。

足腰に適度な力を発揮する能力や、カラダを回す可動域・柔軟性、

姿勢を保持する筋力やバランス能力などが必要になります。

ということは・・・

逆に運動をする機会は、日常の生活に溢れているとも考えられますね。

日常生活動作の際に、姿勢や力の入れ方、動かし方などを常に意識する

だけで、毎日行えば1年365日がエクササイズ・デーとなります。

そして、

自分の特徴や欠点、悪い癖などに気づいたら、もっと運動の機会を

意識的に増やそうとか、もっと持久力をつけよう、体を柔らかくしよう

などと思って、ジョギングをしたり、ジムやヨガ教室などに通うなどと

いう気も起きてくるかもしれません

運動は決して敷居の高いものではなく、日常のあちこちに

転がっています。

どうか運動を日常に潜めないで、表に出して意識してみましょう!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。