• 朝野裕一

身体感覚あれこれ

昨日からテレビを観ていて感じたところを徒然に書いてみます。

まずは、NHKEテレでちょくちょく観ている「SWITCHインタビュー

今回は知る人ぞ知るギタリストの布袋寅泰さんと世界的バレエダンサー

の木田真理子さんの対談。

二人とも現状でも十分な実績と地位を確保しているにも関わらず、

そこを飛び出して新たなチャレンジをしています。

布袋さんがロンドンを中心に活動しているため舞台はロンドンです。

そこで面白かったのが、現在フリーのダンサー木田さんの言葉。

ダンスに対する漠然とした居心地の悪さ?というか、今ひとつ納得

仕切れていない感覚を述べていた部分でした。

ダンスを通じて社会・世界を理解する、それは一種の作業だという話と

踊るだけがダンスなのか?という疑問から別世界の人たちとのコラボを

したり、固定されたダンスのイメージに揺さぶりをかけたい、

ダンスは誰でもできるもののはずが、いつしかダンサーに対して特別な

ものとして思ってしまう見えない壁ができているのではないか?

という疑問。

ダンスをもっと広く捉えて、

多くの人がもっと近く感じれるものにしたい。

目隠しをしてカラダを動かすワークショップなどをしたり、

インパクトの強い目からの情報を遮断したらどうなるのか?

他の感覚で自分の動きを捉え直したりすることなども発見し、

教えるというよりはシェアして自分も考えるという試みを続けている

などの話がとても印象的でした。

内部からの身体感覚という捉え方にとても興味が湧きました。 

もう一つは、

毎年お馴染みのマスターズ・ゴルフ

テレビ解説の中嶋常幸さんのお話。

トッププロは皆、自分が打った球の軌跡を三次元的にイメージできて

いて、その視覚イメージで自分が打った打数も覚えていて数えられる。

球筋がとどういった軌跡を描くかという鮮明なイメージ力。

自分がどの方向に立って球を打ったかという記憶。

それらのいわば外的環境のイメージと自分の身体感覚との融合が、

イメージとして強く定着しているというお話でした。

二つの話は、

内的な身体感覚と、身体運動が外部の環境に与える影響を頭の中に

記憶しているという、異なる視点からの身体運動の捉え方です。

どちらもカラダを動かすという同じ現象を、どの視点で捉えるか?

というお題のようでとても面白かったです。

そんなことを考えながら、日々の身体性との対話はこれからも

毎日続きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。