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朝野裕一

筋力についてもう一度しっかりと考えてみよう!:その1

過去にも何度か筋力について考えたことを書いてきました。

ここでもう一度じっくり・しっかり!?整理してみようかと思います。

まずはみなさんのイメージです。

筋力・筋トレと聞くとやはり、辛いもの・続かない・そんなムキムキに

なる気はない?!などの気持ちが生じる人も多いかと思います。

一方で、筋トレフェチというか、とっても筋トレが好きな人も、

少なからずいらっしゃいます。

いずれにしても、

筋肉を鍛えることの意味・意義と、鍛えないことによるデメリット、

どうやったら続けられるの?どういうやり方がいいの?などなど

疑問もたくさんあると思います。

直近の「筋トレはサボってください?!」や過去に何回か筋力に関係

したお話しはしてきましたので、重複するところもたくさん出てくる

と思いますが、より体系的にお話しできればと思っています。

そこでその1.としては、何から始めましょうか。

そうですね、筋肉を収縮させるための条件をいくつかの側面から

考えてみましょう。

筋肉が収縮するのは、

神経からの電気信号が化学的な物質の変化を起こし、最終的に筋繊維の

収縮という物理的な変化になるという過程です。

ですから、

神経の活動(発火と言われています)が先にあるわけですね。

これが運動神経と言われる神経の活動です。神経にはもう一つ感覚神経

という感覚・知覚情報を伝える神経路があります。

この情報取得によって、フィードバック的に色々な外部環境や体内の

情報をセンサーとして提供しています。

今まで何度も書いてきましたが、筋トレが神経のトレーニング

と言われる所以です。

そういうことから、

筋トレ=筋肉を収縮させる運動 を行う時は、しっかりと収縮させて

いる筋肉を意識して正しく(代償の運動が起きないように)注意して

行う必要があるんですね。

一見とても簡単な〜例えば椅子に座って腿上げをするなど〜運動でも

正しく行おうとすると結構注意を要することになります。

そういう意識が筋トレ効果を十分に発揮させるための条件なんです。

さて、

先ほど神経の電気信号が化学的な変化を経て筋肉の収縮という物理的な

変化になると書きました。

電気的な信号は神経生理学的な分野ですが、さらに生化学的な視点から

も筋収縮は捉えることができることになります。

どの視点から筋収縮を捉えるかによって、筋トレも重層的な見方が

できます。今日はこのくらいにしておきましょう。まだまだ続きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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