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朝野裕一

膝にまつわる悩み〜膝自体も悩んでいる?!

膝にまつわる悩みならぬ膝自身の悩みとは?一体何のことでしょうか。

膝は下肢の関節の中でも、股関節と足関節に挟まれたいわば中間管理職

的な役割を担っています。

股関節の動きにより膝の位置は変化し、立っているときは足関節から

伝わってくる地面反力を受け、股関節や足首の動きによっては膝への

負担が余分に生じてくる場合もあります。

間に挟まれた関節としてはとても悩ましい役回りでもあります。

足を地面につけるときには股関節によって方向を決め、膝の伸び具合に

よってさらに重心が変化し、一旦足が地面に着くと、地面から受ける力

の方向が変化したとき、股関節と足関節の間で膝がねじれてしまう場合

もあります。

ひどいときには半月板や靭帯が傷んで断裂してしまう場合もあります。

身体の重みを支えながら色々な動きをするときには、膝の動き

(可動域・可動性)と支持する力(筋力)がとても大事になってくる

んですね。

日常の生活に戻ってみても、人は24時間ずーっと真っ直ぐ膝を伸ばして

立っているわけではありません。

夜にはベッドや床に横になって眠るので、そこから立つまでには必ず

重心の上下動が必要で、膝がその重役を担っています。

膝の屈伸に伴う重心の上下動がなくてはほとんどの生活動作は成り立た

ないでしょう。

それくらい膝の役割は、強調し過ぎることがないくらい大事です。

床に腰を降ろすとき、物を拾うとき、正座をするとき、椅子から立つ

ときなどなど膝の悩ましい大きな役割を想像して、常日頃から膝を労り

ながらかつ鍛えて、その役割を全うできるようケアしていく心がけが

必要です。  

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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