北海道胆振東部地震で考えること
ネット環境が回復したのでPCから書き込みます。
今回の地震(まだ予断は許しませんが)で考えることを徒然に、
書こうと思います。
<北海道の電力事情>
今回の地震で初めて知ったことが、北海道の電力配給の事情でした。
震源地に近い火力発電所が道内の半分近くの電力を配給していた、
ということを全く知らず、今回のようなほぼ全道的な停電になることに
ビックリしました。
多くの道民が同じような感想を抱いたのではないでしょうか?
これは振り返る時期が来たら、必ず問題提起されるだろうなと
思いました。
<電気を含むライフライン>
改めて、ライフライン特に今回の場合は電気・電力の恩恵を我々がいか
に得ているかを実感しました。
電気が来ないと場合によっては水も使えない。ポンプで配水している
からなのでしょう。
水と電気、いうまでもありませんが、これがないと人間とても危険な
状況に陥ります。
そして、交通機関自体も電気がなければ始まらない。
電車はもちろんのこと、信号も、空港施設も全て電源が必要です。
これも言うまでもありませんね。
でも今回実感させられたことです。
信号がついていなければ、車の移動もままならない。
実際バスも長距離含め運休中です。
ということは移動も困難。
さらに流通の問題があります。
そうでなくとも、
北海道は海を越えて本州から様々なものが入って来ます。
まさに海外です。
もちろん北海道から逆に送られるものもたくさんあるでしょう。
要は物資が滞ってしまう。
これも、
単に停電と捉えていた節がある私としては、今更ながら実感させられた
事実です。
<移動手段は身体頼り?>
単に移動するにも車・公共交通機関が使えないとなると、自転車か歩き
ということになります。
アパートやビルの中では、エレベーターも使えないので階段昇降。
身体が丈夫でないと色々困ることになります。
だから普段から身体運動を...ということはここでは言うつもりはなく。
ではどうしたら?
これが次のお話です。
<コミュニティの助け合い>
私事ながら、実家の両親は高齢の二人暮らし。父は歩くのもやっとな
状態ですが、マンションの向かいの方や上下の階(実家は3階)の方々
などが、停電中(水も出ない状態)色々水や食料を持って来てくれたり
と大変親切にして頂いた様です。
改めてありがたいな、と感謝しかありません。
つまり、動けない人がいたら周りの人がフォローしてくれる、という
コミュニティがまだ生きているということです。
これは何も距離的に近い遠いとは必ずしも関係なく、ネット上での
情報交換・情報提供やそのほかの支援など様々な助け合いがされる
コミュニティの存在が、改めてこういう災害の時などは特に必要不可欠
だと感じました。
これまた言わずもがななんですが...
あと、
いかに電気を無意識に消費しているか考えさせられたので、せめて
最低限できることの一つとして、節電意識を持とうということです。
現段階で雑駁な感想などを書き綴りましたが、今後も余震等の危険性
に気を配りながら、
できるだけ早く皆様の生活が元に戻ることを祈っています。
また、災害に遭われた方々への心からのお見舞いを申し上げます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。