- 朝野裕一
腰の悩みをもう一度・3
さて、
反り返りと前かがみの可動域を保つためにはどうしたらいいか少し
お話ししました。
もう一度おさらいから、
まずは関節の動きとその滑らかさ(滑らかな動き=自分で動かして楽
に動くことができる可動性)を確保するのが第一です。
これは何も腰に限った話ではありません。
腰をそらす動きを確保するためには
簡単にできるのが昨日お示ししたこれです↓
もっと可動域がある人はこれ↓
ヨガのポーズにもありますね。
ただ硬い方は無理をなさらずに。
次に前かがみの可動域ですが、
この動きを邪魔する筋肉がハムストリングスというお尻に付いていて、
太ももの裏を走っている筋肉です。
このストレッチも以前お示ししました。これが基本↓
こんなやり方もあります。
このとき気をつけるのが骨盤の位置と股関節の曲がり具合です。
これが不十分だと背中だけ丸めてしまい、ハムストリングスの
ストレッチが十分に行えません↓
このようにならぬよう注意して、
自分が伸ばせる範囲ギリギリで我慢して、10秒から30秒くらい伸ばし
ましょう。
この二つの可動域を確保すると楽に動かせるようになり、そうすれば
可動性も改善したことになります。
これが第一の基本です。
ついでに、股関節もしっかりと曲げてみましょう。できますか?↓
同時に腰椎の曲げる方の動きも伴っていますのでお勧めです。
さてそこで今度は、
体幹筋と言われる部分の筋トレも加えていくことになります。
これは、明日のお楽しみにしておきましょう。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。