• 朝野裕一

身体感覚=知能?

面白そうな番組は即録画をして、あとで観よう!と思っていながら

そのままDVDだけが溜まっていくということ、よくありませんか?

私も同じく、いつもDVDに収める作業ばかりに時間を食いその割に

二度とその番組を振り返っていないなんてことがしょっちゅうです。

昨年放送されていた「人間ってナンだ?超AI入門」が一年を経て現在

再放送されています。

録画だけしていたなぁと思いながら、番組を拝見。

面白いなぁと思って、珍しく昔録画したDVDを引っ張り出してもう一度

確認。今日はその話をします。

結論から言えば、人間の身体がいかにその知能(脳)の発達にとって

重要かということでした。

感覚器官で感じ取る情報を、経験の中で取捨選択しながら、意識して

考えることを行って情報をの塊を記憶・保存する、それが新たな経験値

となっていく。

この一連の作業を、AIに行わせるとなると簡単にはいかない。

昨日は視覚情報のことを書きましたが、それとともに身体を通じて

感じ取る触覚や体性感覚などの情報が、ヒトの行動を正しい方向へ導く

のにとても重要だということです。

ですから、

身体を持たない知能というのが果たしてどれだけ意味があるのか?

という話も出ていました。

ある作業、例えば色々なものが入っている箱から、それぞれの形状や

性質に応じていかにうまく取り出して、別の箱に移動させられるか、

という課題があった時、

アーム状のロボットが物をつかむわけですが、当たり前ですが人間とは

多少なりとも形・構造は異なるものの、アーム状のパーツ=人間でいう

身体部分がなければその作業はできません。

念力で物を動かす?などということができれば別でしょうが、

少なくとも物体を移動させる力を及ぼす機関がそこになければ、

達成はできません。

これまた至極当たり前のことなんですけれども、身体は様々な外界の

情報を取得するとともに、

物に直接力を与える器官にもなっているわけですね。

そこから、もっとうまく・もっと早く作業をするためにはとか考える

思考が生まれてもきます。

知能・思考・意識の始まりとも言えるのかもしれません。

この両者の役割(感覚器+作動器・運動器)からすれば、身体機能が

いかに脳の発達に欠かせないかがよくわかるお話でした。

運動発達場面でいかに多くの体験(失敗続きの)を積み重ねられるか

それが脳の発達にいかに大事か、改めてその重要さも感じました。

この話はさらに、

運動学習的な側面から、模倣学習や無意識化の運動・意識下の運動

という話につながっていくのですが、その話は明日にしましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。