• 朝野裕一

20:60:20の法則

昨日読書が実は健康に良いというお話をしましたが、特定の運動を

コツコツ個人で行う以上に、社会(街など)に出て活動的な人ほど

健康寿命が長くなるのではないかということでしたね。

これは、

運動が必要なことはわかっているけれど、なかなか実践できない

といった人たちや、全く運動する気はないという人まで、

運動<(よりも)活動と捉え直してみると、多くの人が健康への道のり

を、各々のペースで歩むことができるのではないかと(いう可能性を)

感じます。

そもそも、

一つの対応だけで全員に運動を習慣づけることは不可能と思われます。

何故ならば、

全体の20%くらいの人は全く運動に興味を持たない人たちです。

逆に、

20%の人は、運動にとても興味を持ってすでになんらかの運動習慣を

持っていると考えられます。

残りの60%の人たちが、その中間にいて運動はしたいけれどなかなか

という個々様々な理由によって取り組みきれていないことになります。

運動習慣を持つ人たちには、

多くの情報からより正しく楽しく継続できるためのヒント(tips)を

伝えることが必要でしょう。

そういう情報を提供すればするほど興味を持ってこれからも運動に

取り組んでくれる可能性が高いと思います。

運動に対する興味が中間の、最も多いと思われれる層の人たちには、

ハードルを下げた形の取り組みやすい運動のきっかけと、それとは

別に自分の好きなことへの興味を(運動に限る必要なく)生かして

コミュニティや外出機会を増やすように勧めること。

さらに、

最も運動から離れている人たちには、何かに興味を持つ機会や場の提供

を勧めていく事が重要だろうと思います。

このように、

多くの人を 20:60:20 で捉えると、一律の対応ではない発想が湧くので

それぞれへの対応を考える上でためになる考え方だなと思います。

この 20:60:20 の法則は 2:6:2の法則とか、働きアリの法則とも

呼ばれているもので、

働きアリのおおよそ2割が最もよく働き、6割はまぁまぁ普通に働く

そして残りの2割はサボっているという状態からそう言われています。

人間の場合もなんだか当てはまりそうだなぁ、と思われる方が多いので

はないでしょうか?

もちろんだからサボってもいいでしょ、とか、2割をわざわざサボり組

として特定したり、逆に2割だけを重用するという話ではありません。

人の評価に使うものではありませんので・・・

実際働きアリの世界でも、いつも同じアリがサボっているわけでもなく

働いているアリがもしいなくなると、残ったアリの中で再びこの法則

が成り立つという事です。

前にサボっていたアリが、ある時から最も働くアリに転身?し、今まで

働いていたアリが今度はサボる側に回ることもあるようです。

ですから特定のアリが偉くて大変、特定のアリはサボってダメという

ことにはなりません。

どういう構成にしてもその比率 2:6:2 が成立するというのがこの

法則の面白いところです。

ですから全員を同じレベルに持って行くとか、同じ対応で全員が反応

するとは考えないほうがいいということでしょう。

運動習慣づけにもその法則は成り立つと考えるので、読書が健康に良い

という情報などは、特に運動は嫌いだけれど本を読むのは好きという

方には、うってつけのお知らせでしょう。

逆に読書は嫌いという人には、運動教室へ通うことなどを勧められれば

良いのですが、どちらも嫌い!という人もいそうですね。

そういう方には何か、そうは言っても好きなことってあるでしょう、

というあたりからヒントを得て行く必要があるでしょう。

いずれにしても、

運動を狭い範囲で捉えずに、社会活動、趣味の世界、好きなことなどに

紐づいた活動として捉えることが、特にこれからの時代多様性のある

世界にどんどんなっていくので、とても重要なアプローチになると

思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。