• 朝野裕一

膝の悩み〜中間管理職を大事にしよう!

膝は下肢の関節の中でも一方向(曲げと伸ばし;屈曲と伸展)に大きな

可動域を持つ関節です。

おおよそ、0〜140度くらいと言われています(個人差あり)。

0度がまっすぐ伸びた状態です。

上にはあらゆる方向に大きな可動域を持つ股関節、下には足首の関節

(足関節)が位置していて、いわば中間管理職的役割を担っています。

ですから、股関節の状態に影響を受けると同時に、足の位置とも関係性

を持っています。

曲げ伸ばし以外の可動域は小さく、靭帯や半月板などで動きの安定性を

確保しています。

一方向の動きが大きいため、常に膝の関節は働いています。

特に重心の位置を上下にする、足の位置を身体に近づけたり離したり

という役割を果たしています。

ジャンプをするときの跳躍の力源にもなりますし、着地した時の緩衝

(ショック・アブソーバー)的役割も担います。

股関節の位置が内・外側に開けば、膝を軽く曲げた時ストレスを

受けやすいです。

それによって足へのストレスも変化します。これらを下肢の運動連鎖

(連動的な動き)と言います。

詳しい話はまた明日にしますが、結構目立たないところで重要な役割を

果たしているんですね。

しかも、時にはストレスをもろに受ける立場でもあります。

ますます中間管理職的ですね。

そんな膝を大事にしながら長持ちさせるにはどうしたらいいでしょうか

これも原理原則があります。

まず大きな可動域である曲げ伸ばしをスムーズに動かすようケアして

おくことです。

お風呂の中など、あるいはお風呂から上がった後に膝をゆっくりと

曲げ伸ばしする、これだけでもケアになります。

今日もよく働いたね、といたわる感覚です。

さらに、膝を曲げ伸ばしする筋肉はとても大きく、しかもいくつかの

筋肉に分かれています。

これらをしっかりと、力が発揮できるようにパワーを保っておくこと。

具体的には、膝を伸ばす4つの筋肉;その中の一つは股関節を曲げる

作用も持っています=大腿直筋、

この4つの筋肉をしっかりと使ってその力を維持することは歩くことを

含む様々な動作にとって、とても大事なことです。

太ももの裏側にはなんどもご紹介してきた、ハムストリングスと言う

筋肉が付いています。

これらは、股関節を伸ばす作用も持ついわゆる二関節筋です。

これはまずしっかりとストレッチをして、ケアすることが大事です。

力以上にまずは柔軟性が求められると言ってもいいでしょう。

身体の動きをスムーズにする/力が働く向きを決めるための調節作用を

持つ二関節筋です。

まずはこの辺を毎日ケアしてあげることが一番重要なことと思います。

もう少し詳しいことは明日お伝えしたいと思います。

とにかく中間管理職の役割と働きを再評価して、いたわる気持ちを持つ

これが膝へのケアの要点です。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。