• 朝野裕一

膝の悩み・4〜足との関係

昨日の続きです。

続きというか補足です。

一つは、

足の関節が硬くなって曲げる(背屈;足先が上に挙がる動き)ことが

できづらくなると、スクワットなど足を踏み込む動作において膝関節に

影響を与える等お話しでした。

文章だけではイメージしづらいことと思います。

今日は図示してお話します。

足首が曲がるとは、立っている時にはスネの骨(脛骨)が前に傾く

動きをします(上の左図)。

この動きが制限されると、重心を下げるスクワット動作のような動き

では、股関節・膝関節がより曲がっていき、下手をすると後ろに重心が

行き過ぎて倒れかねません。

倒れないために、

足首があまり曲がらない状態で膝を曲げて(重心を下げて)いくと、

膝がどうしても真っ直ぐにではなくやや外側(外反方向)に曲がって

行きます。

※反対に内側(内反方向)に曲がる場合もあるかもしれませんが、

そうなると足首の捻挫方向の動きが伴うのでバランスはより崩しやすい

と考えられます※

なかなか分かりづらいお話ですね。

上の図はやや誇張して描いています

何れにしても、足首の硬さが膝へ影響を及ぼす例として挙げました。

もう一つの例として、

足首が固定されてしまったらどうなるか?を想定してみました。

立っている時の微妙なバランス調整に足が使われていることは、

以前にお話ししました。

足関節戦略(ankle strategy)と呼ばれているものです。

一番左側の図です。

ここではスネの骨が前や後ろに傾くことで、重心の位置を微妙に調節

しています。

しかし、

足首の関節が固定されてしまうと、この動きができないことになり、

結果として微妙な重心の位置調節が難しくなってきます。

これは、

膝と直接関係ないことのようですが、足首が曲がらないとスネが傾け

られない=膝も曲げられなくなる場合があるということです。

なんだか全体に分かりづらいお話だったかもしれません。

要は、

足首と膝は当然ながら密接な関係を持っているということです。

足首の可動域をしっかりと保っていないと、思ってもいないところで

膝にも影響を与えてしまう、ということをお伝えしたかったのです。

足自体のお話はまた別の機会にしたいと思います。その時には同じよう

に、他の関節や重心の位置調節などのお話もまたすると思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。