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朝野裕一

さて、今日は何をしようかな?

1日の始まりから床に入るまでの間、きっと人は色々なことを考えて

過ごすでしょう。

そんな余裕なんかない!やらなきゃならないことばかりで・・・

という状態は精神的にも身体的にも注意信号いや危険信号

かもしれません。

どんなに小さなことでも自分で考え自分で決めて自分で実行する、

という実感、実効感とでもいうのでしょうか?それが人の健康には

大事だと思います。

ここはひとつ他人から言われたことだけではなく、自分の頭で考え、

自分の心で感じ、自分の身体で行動するということを、どんな小さな

ことでもいいので、やるようにしていきませんか。

運動習慣もその中に含まれていると思います。

つまり運動習慣は、

必須というよりは多くの物事のひとつとして捉えられれば、運動する

こと、身体を動かすことのハードルは下がるのではないかと思います。

別に意識的に身体を動かすエクササイズやトレーニングと考えなくても

(別に考えても全然いいんですけれど)何かをしようと思えば、

必然的には身体を動かすことに繋がります。

身体運動の必要性は当然あるものの、その利点はむしろ意識しなくても

必然的に行われる行為だということではないでしょうか。

ですから、

何かに紐づけて意識的に行うもよし、何も考えずやりたいことを見つけ

てやるもよし、です。

どうしたってそういうことに行き着きます。以前提案した読書にしても

その行為自体は身体をあまり動かすことはありません。

でも、朝新聞を取りに行くにしても、玄関に取りに行くでしょうし、

本を取り寄せるにしても、本屋さんや図書館に行くでしょう。

もちろん、

今はインターネットで簡単に自分が動かなくても本は手元に届きます。

それにしたって、郵便を取りに行くようにして届いた本を玄関などに

取りに行かなければ、自分の手に取ることはできません。

やっぱり動いているんです。

そんなちょっとしたこと?と言われるかもしれません。

しかし、

塵も積もれば山となる、です。

こういうことの積み重ねの中で、さて今日は何をしようかな?と考える

ことは、身体を動かす第一歩になると思います。

重い腰をあげるだけの価値を自分に与える何か?を探して玄関へ、外へ

街へ出て行くことをお勧めします。

特に、

運動は必要だけれどなかなか時間がなくて、と考えている人や、運動を

するには年齢的に困難だなぁ、という高齢の方や、身体のどこかに現在

不調をきたして病院通いをしている人などには、

ただ単に運動の効用を伝えて勧めるだけではなく、というよりは

そういうアプローチではなく、

単に好きなことや今日は何をしようかと一つだけでも、どんな小さな

ことでも考えて決めるということが、一番大事で必要なことではないか

と、最近特に思っています。

皆さんも、

何でもいいので毎日今日は何をするか?をまずは考えてみましょう!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。さて、これから何を

しようかな?ではまた明日。

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