• 朝野裕一

歌うときの腕の動き〜続き

昨日の続きというか補足です。

歌うときにマイクを持っていない側の腕を激しく動かすのは、声量を

大きくして歌っているときに著名でそれはなぜ?というお話でした。

腕を動かすことで、そちら側の胸郭が動く=大きな呼吸を行う=

声量を大きくできる、

というお話でしたね。

オペラ歌手が声量を大きくするときには両腕を大きく横に広げて歌う

ことは確かに確認できます。

それ以外の時には特に両腕とも動かさずに歌っています。

もちろん、必ず腕を動かしているから大きな声が出る・声を出すとは

限りません。

リズムをとって自然と腕や身体全体が動くということもあるでしょう。

特別大きな声を出す時に限って言えば、当てはまる現象のようです。

そうなると、本当はスタンドマイクの前で自由に歌い、大きな声を出す

時には、腕を広げるなどのアクションで胸郭を広げ呼吸を大きくする

というのが理にかなった歌い方だと言えそうです。

さらに、座って歌うよりも立って歌った方が直立位に近づき、胸郭の

広がりが得られやすい気もします。

実際カラオケなどのレクリエーションをしていてもわざわざ(という

のも変な言い方ですけれど)立って歌う方がいます。

座って歌うよりも声を出しやすいからでしょう。

合唱でも聖歌隊でも皆立って歌います。これはもう声楽の専門家から

すれば当然のことなのでしょう。

ダンスをしながら歌うのもある程度の動き等た人の体力いかんでは、

かえって声を出しやすいなんてこともあるかもしれませんね。

補足の補足ですが、今年めちゃくちゃ流行ったDA PUMPの「U.S.A.」

では、サビのところで片足でジャンプしながらの腕振り動作が有名で

時にバランスを崩して骨折したり、アキレス腱を切ってしまった、

例があるとの報道もありました。

特に忘年会シーズンで酔っ払った勢いで、慣れない身体を激しく動かす

際には、気をつけましょう!

歌に伴う踊りの動きが激しいと、それだけで息が切れそうになる。

腕の動かしが呼吸機能を高める前に、身体全体の動きにエネルギーが

取られてしまいます。そんな方は特に要注意かもしれません。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。