• 朝野裕一

捻れの効用〜女子ゴルフ黄金世代

1年半以上ブログを毎日書いていると、同じようなことを何度も書いて

しまうのではないか?と思ってしまいます。実際同じような内容のこと

を何度も書いてきてもいます。

今回も「捻れの効用」という題をつけようと思ったけれども、最近同じ

題名で書いた気がして過去のブログをずーっと見ていました。

どうも直近では書いていないようです。題名は違えど内容は前にも書い

たことと重なりますが、まずは書いてみることに・・・

スポーツイノベーションという番組からのお話です。今年の11月に放送

されたものの再放送を観ました。

特集は女子プロゴルフ。

中でも、1998年4月〜1999年3月までに生まれた世代が黄金世代と呼ば

れているそうです。

あの畑岡奈紗も含まれています。

彼女を含め現在17名ものこの世代が女子プロとして活躍しています。

彼女らの何が凄いかをこの番組では紹介していました。

まずそのドライバーの飛距離です。

他の世代や女子プロ平均からすると彼女らの方が上回っています。

そのパワーを生み出す秘訣が捻転度というものだそうです。

捻転度とは何かと言えば、

身体特に上半身の捻(ひね)りの度合いのことを指します。

ゴルフで強く早いスウィングをするには、上半身を大きく捻る必要が

出てきます。

身体の捻りは首がその約半分を首が受け持ち、残りの半分が股関節と

胸椎部分で主に受け持っています。

特に胸椎部分の捻りは上の図のような感じです。

大きなゴルフスウィングでは(ドライバーの場合など)上半身の捻りを

伴います。

股関節での(骨盤の)捻りも行われますが、ここがあまり捻れてしまう

と下半身が安定しません。

何故ならば、この部位に重心が位置しているからです。

また止まっている(地面に置かれた)ボールを見てスウィングしなけれ

ばならないため、首を回すわけにはいきません。

そうすると大きな捻れの動きは、必然的に胸椎部分の捻れ具合に

かかってきます。

彼女ら黄金世代は来年成人式を迎える世代ですから当然若い。

若いと同時に身体の柔軟性も高いと考えられます。

実際番組上で他の世代の有名プレイヤーと比較したビデオを比較して

いましたが、明らかに黄金世代のプレイヤーの方が大きく上半身が回旋

していました。

胸椎および肩甲骨などの胸郭・肩甲帯の可動性が大きく、柔軟性に優れ

ていることが示されていました。

ボールを打つ、特に止まったボールを見ながら身体を回すスウィング

が必要な競技では、この胸椎・胸郭の可動性がとても重要な役割を果た

していることが良く分かります。

それ以外にこの世代のプレイヤーは、ショートゲームにも優れた技術を

発揮し、しかもとても攻撃的・積極的なゴルフをしているということ

でした。要は攻めのゴルフです。

第一打をドライバーで距離を稼ぎ、そこから積極的にピンを攻める。

その分当然ミスを起こすリスクも増えますが。

実際パーオン率は他の選手たちよりも低い選手がこの世代(黄金世代)

には多いにも関わらず(中にはパーオン率も優れている黄金世代の

選手もいますが)、パー取得率は結構高い。

これはリスクを恐れず積極的に攻めるマインドの強さと、ショート

ゲームに優れた技術力によるものと考えられています。

この世代の多くの選手のこれからの活躍が日本女子プロゴルファーの

世界での活躍にも繋がるだろうと思うと頼もしくもあり楽しみですね。

何れにしても、胸椎の柔軟性に伴う捻転の度合いはゴルフを制する、

一つの大きな要因だということが分かりました。

胸郭・胸椎の柔軟性はやっぱ大事だわ、と実感できました。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。