• 朝野裕一

ジャンプという競技

スキージャンプで大躍進の日本人選手がいます。小林陵侑選手。

若干22歳の若手ジャンパーです。

ワールドカップでも5連勝中ですが、何と言っても格式あるジャンプ

週間で4連勝の完全優勝。

過去に3人しかいない輝かしい記録です。

過去にも3人かそのシーズンを圧勝する選手が出現します。

日本人では船木や葛西、原田。

外国では、ニッカネン(1980年代)に始まり、マルティン・シュミット

や、シモン・アマン、アダム・マリシュ、シュレリンツァウアー、

カミル・ストッフ、他にもたくさんいます。

これらの選手は、一度勝ちだすともう誰にも止められない勢いでその

シーズンを勝ち続けます。

ジャンプにはそういうことがよく起こります。しかもここ数年は、毎年

その選手が入れ替わります。

そして今シーズンは小林選手です。

どうしてこういうことが起こるのでしょうか?前から印象的に感じてい

る、ジャンプの特徴ではないかと思います。

ジャンプは非常に短い時間、瞬時にジャンプ台を踏み切って飛ぶ、

そのパワーもさることながら、タイミングのスポーツとも言えるのでは

ないでしょうか?

その分、

一度調子を崩してしまうと全く勝てなくなるという恐ろしさもあります

そして、

それに関連するようにとてもメンタルが重要な競技と言えるでしょう。

スポーツは全てメンタルが大きな要因を占めるのですが、特にジャンプ

などは、勝負がとても短い時間軸で争われるのでその影響は尚更なの

かもしれませんね。

シーズン圧勝の勇姿を見ていたが、その後すっかり影を潜めてしまう、

ゴルフでもしばしば見られますが、勝負の世界は厳しいなと思うことが

多い競技の一つがスキージャンプです。

ツボにはまるというとズーッと努力している選手たちには失礼かもしれ

ませんが、そんな感じが特に大きいと思うジャンプという競技。

好調を継続する難しさも、コインの表裏なのかもしれません。

とにかく、

過去のシーズンを圧勝する選手たちを見てきた者としては、小林選手が

今シーズンを席巻する(すでにしていますが)と予想されます。

ワールドカップの完全優勝も夢ではない位置につけています。

しかもまだ非常に若いので、今後も十分に期待できそうです。

この一段上に上がったステージのジャンプをどこまで続けられるか?

非常に興味のあるところです。

ちょっとだけ残念なのは、丁度オリンピックが終わった次の年に調子が

上がったということです。

まぁ勝手なファンの思いというところですが、3年後のオリンピックに

どういう形で小林選手が望むかも注目していきたいと思います。

まずはワールドカップ優勝ですね。

その勇姿を見たいと思います。

ジャンプって不思議で怖くて面白い競技ですね!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。