• 朝野裕一

冬の間の体力維持は大事です

近頃、フレイルとかサルコペニアとかいう言葉が使われるようになって

きました。

簡単に言えば、

加齢に伴う体力を含む様々な機能の低下や筋肉の萎縮(痩せてしまう

こと)を指す言葉です。

歳をとると色々な部分に支障が生じてきます。少なくとも生じやすくは

なってきます。

ただでさえ、

若い時と比べれば、活動量が自然と低下しているので、筋肉量も減って

いきます。

そうなると、

益々活動量が低下してしまう、という負のスパイラル・連鎖に入って

しまいます。

そこに認知症や運動機能の低下を伴う疾患などが合わさると、さらに

その傾向が強められます。

本当に1週間と言わず、機能の低下を認める場合もしばしばあります。

特に雪国と言われる厳しく長い冬の季節を迎える地域では、外に出て

転んで骨折、などというリスクもあって、夏場より明らかに外出機会が

減ってしまう可能性が考えられます

自分の親を見ても明らかですが、夏場に比べ正月に会った時は、気力・

体力・知力全てにおいて低下していることが分かります。

原因は外出機会=活動量の低下です

特に外出して様々な刺激を得たり、人と会って話したりという時間と場

を確保していないと、人間こうも機能が低下するものかぁと実感します

まず何に現れるかというと日常生活の基本である、掃除・調理・身支度

などが疎かになっていくことです。

洗面や歯磨き、入浴なども身支度の中に入る要素ですね。

この辺が面倒でやりたくない、寝ていた方が楽となると問題です。

実際見ていると決して楽なわけではなく、色々なことができない、

そういう自分に失望する、という心理面での抑うつ的状態を伴って

いることも多いのではないでしょうか?

ですから、

そこから逃れてただ寝ているだけの自分に対しては、決して楽でいい!

とは思っておらず悲嘆にくれることの方が多いと思います。

それもこれもちょっとした活動をやめてしまうことから生じてきます。

また、気分転換的な意味でも、外に出る機会を失うということはとても

大きな損失をその人に与えるんだなぁと思います。

まぁ、誰しも仕事でちょっと辛いことがあったりすると、今日は風呂に

入るのも面倒、その他の日常活動も今日はいいか、面倒だ、とやめて

しまうことはよく経験すると思います。

でも大体は翌日、せいぜい数日後には立ち直って、また日々の生活に

戻ることができます。

これが戻れずに続くとなると抑鬱状態が増していってしまうでしょう。

そう考えると、

ベースに認知症などを伴っていると、すぐにその兆候を見逃さずに対応

する必要があります。

流石に無理に冬のツルツル道の外歩きを進めることはできないでしょう

から、都市部であれば地下街などもあるので、そこまではタクシーなど

を使って、屋内を散策するなどもできるでしょう。

困るのは地方と言われる地域でしょう。車の移動が主で中々夏場と同じ

くらい歩くことってしづらい環境です。

それでも、家の中にずーっとこもっているよりは、良いのではないかと

思います。

さらに、週末にまとめ買いなどはわざとせずに、毎日買い物に出かける

ようにする、という習慣づけも必要だと思います。

ちょこちょこ外に買い物に行くというのは、結構煩わしい反面、活動

せざるを得ない環境を与えるという意味では有用ではないでしょうか?

今日必要なものだけその日に買う、明日使うものは明日買いに行く。

結構活動量確保には、有効な方法だと思います。皆さんもお試しあれ。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。