- 朝野裕一
身体が動く仕組みを知ろう;その3〜筋トレに対するイメージを変えよう(おさらい)
ここまで、
筋トレに対するイメージを少しでも変えられないかなと思い、書いて
きました。
ここでおさらいをしてみようと思います。
☆ヒトが動くには筋肉の働きが必要です
☆筋肉が働く(収縮する)には神経の働きが必要です。
☆神経が働くとは、多くの場合動かそうとする意識が必要です。
(これを随意的な収縮と呼びます)
☆働かせる筋肉を意識して動くことが筋トレにつながります。
☆人はその生活の中で多くの活動を行なっています。
☆活動=運動と捉えると、日常生活の中に筋トレの要素がたくさんある
ことに気がつきます。
☆何気なく行う活動をもう一度見直してみると、多くの筋肉の働きを
意識することで、筋トレにつながる運動ができます。
といったところが、ここで言う筋トレのイメチェンの要旨です。
そのためには、
繰り返しになりますが、日々の生活動作をもう一度見直してみること
がまず挙げられます。
次に、多くの筋トレの意味をできれば知っていることが望まれます。
この運動は何のために、どこを使って、どのようにやれば正しくできた
ことになるんだろう?
という知識レベルを上げることも必要になってきます。
昨日書いた姿勢とアライメントの重要性などは、その中に含まれること
です。
そのために考えておくこととして、
☆動くことは重心が移動すること、その方向は上下・左右・前後とある。
☆それによって動き方と使う筋肉群が異なったり、目的も異なります。
☆負荷は自分の体重を使うことができます。
などがあります。
トレーニングの意味合いをよく知ってみよう、ということが日々の動作の
見直しと相まって、日常生活の中に筋トレを取り入れることができるの
ではないでしょうか。
そして、
何よりもどういう目的なり目標を持っているかで、トレーニングの意識が
全く変わってくると思います。
その点についてこれから続けて書いていこうと思っています。
とはいえ、
何の目的もなく運動をしていても、ふと日常生活の中でその利点に
気づく瞬間もあります。
それは、
筋肉をトレーニングすることによる利益を知るきっかけになります。
その点も含めて次回以降、筋トレの目的やご利益?についてお話しして
いこうと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。