続・筋トレをすると何が良いのでしょう?
筋トレの効用の中に筋肉が太くなる=容量がでかくなる、
がありました。
もう一つとして、筋肉を収縮させる神経の働きをアップさせることも
挙げました。
どちらにしても何かの動作を行うときに、より楽に、あるいは
より効率よく、できることが期待できます。
筋トレの効用をさらに別の視点で見るとどうなるでしょう?
●エネルギー発生源として基礎代謝量がアップします
筋肉を使い続けることで、筋容量も増えてきます。
そうすると発声されるエネルギーもアップします。
これが基礎代謝量の上昇につながります。
ダイエットを気にする人には、有酸素運動だけではなく、筋トレも必要
・有効と言われる理由です。
●筋肉から放出される物質(総称;マイオカイン)によって、様々な
効用が認められてきています
例えば、ミオスタチンという物質は、筋肉の肥大をある程度までに抑え
る役割があるとされています。
筋トレをし続けていても、全ての人がマッチョにならない理由ともされ
ています。
ミオスタチンの働き以上のトレーニングやタンパク成分の摂取がないと
なかなかボディビルダーのようにはなれないわけですね。
また、
カテプシンBという物質は、記憶力のアップにつながるのではないかと
言われています。
さらには、
IL-6(インターロイキン6)という物質は(サイトカインの一種です)
免疫細胞の働きを調節する作用があると言われており、
メタボ状態の人の中で起こる免疫の暴走(多くの血管を傷つけて色々な
病気を引き起こす要因となります)を抑え、様々な病気の改善に有効と
言われています。
このようなことが最近次々にわかってきています。
だから、単に筋肉を太くするだけが筋トレの効果ではないんですね。
そう聞くと、筋トレは一種の薬の代わり、とも言えそうです。
少しやろうかな、という気になる情報ですね。
そして何よりも、
日々の生活で動く際にとても楽に、気持ちよく感じることができる
という効用があります。
なにも、
ボディビルダーのような身体にならなくても(なってもいいんですが)
なんらかの運動をすれば筋トレ効果はくっついてきます。
重たいダンベルやバーベルを持ち上げる運動だけでなく、全ての動き
が筋トレにつながっていると考えると、少し気が楽になりませんか?
筋トレ(やその他のトレーニングも)身近にあるものとして敬遠せずに
取り組んでみてはいかがでしょうか

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。