運動に抵抗感をもつあなたへ:2〜ハードルを下げる
運動に抵抗感をもつあなたに向けてのメッセージ第2弾です。
今日は、
運動が必要なことは重々承知の上で、正直運動はあまり好きではない・
不得意と感じているあなたに向けて、その抵抗感にどう対するかです。
抵抗感をハードルにたとえてお話ししています。
おそらく、
あなたはハードルを実際よりも高く感じているのではないでしょうか。
好きでない・苦手という時点ですでにハードルになってしまいます。
かといって急に好きになれるわけでもなし。
どうしたらいいでしょうか?
一言でいえば、
不必要に高く感じているハードルを下げること、に尽きます。
では、どうしたらハードルは下がるのでしょうか。
それにはいくつかあると思います。
一つは、
●日常生活(動作)を身体の動きという観点で見直してみることです。
朝起きてから、仕事場に行き仕事をする、あるいは家事動作を行う。
仕事や作業が終わって外出先から帰宅する、食事をする、入浴する、
トイレに行く、床に就くまでを振り返ってみましょう。
そこにはありとあらゆる身体の動きが関与しています。
ますそのことに気づくことから始めてみましょう。
そうすると、もっとこうしたら運動になるかも?歩いている姿勢に気を
つけてみよう、寝る前にちょっとストレッチを、など身体の動きに敏感
になる可能性が広がります。
今までハードルと思っていた運動が、実は毎日繰り返しおこなっている
こととさして変わりないんじゃないか、と感ずることができたら
しめたものです。
その時点で運動に対する抵抗感(ハードル)は減少して(下がって)
いることでしょう。
なぁ〜んだ毎日やっていたじゃん!
運動を身近に感ずるという方法ですね。
もう一つのケースとして、
今の自分の身体の状態をよく知らないままに、日々入ってくる情報に
惑わされることがあると思います。
つまり、
自分に見合った運動を選択していない、という状況です。
これはある意味ハードルが上がってしまっていることに気づかない、
でも結局自分の現状に見合わないため、無理だと感じてやめてしまう、
という場合です。
これには、
●現在の自分の身体状況;例えば身体の硬さ(可動域)とか、力の発揮
できる程度(筋力)とか、バランス能力などを一度再評価してみる必要
があるでしょう。
いくつか簡単なテストはありますので、それは明日ご紹介したいと
思います。
さて、
ハードル自体を下げるということは、自在にできるとは限りません。
ですからまずは、
過大に捉えていたハードルを、一つは現実の生活に照らし合わせて運動
を見直して実際のハードルに結果的に引き下げる作業が必要です。
もう一つは、
視点を変えて自分の現状を等身大に捉えてから、運動に向き合う作業を
行うことで、必要以上に高く設置していたハードルを現実にあった
レベルに引き下げることです。
ハードルを下げるアプローチについてでした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。