• 朝野裕一

柔らかい力、しなやかな力とは?:2

柔らかい力、しなやかな力を説明する前に力の話をしたいと思います。

力といえば、物理学の世界です。

一昨日も言及した慣性の法則から始めましょう。

物体にある力を加えるとそれに見合った一定の速度で動き続ける。

力を加えなければ物体は静止し続ける、というのが慣性の法則です。

これはあくまで理論上のお話。実際は、物体が接する面にその重さに

応じた摩擦力が働くので、徐々に減速していきある点で止まります。

また重みというのはすでに重力が物体に働いていることを示します。

ちなみに机の上に置いたコップが重力を受けているのになぜ動かない

のか?

だって机があるからでしょ。となりそうですが、重力が非常に大きな力

であれば机を貫いて、もしかしたら床や地面も貫いて地球の中心に向か

って動いていくはず。

ではなぜそうならないか、といえば机などの物質を成り立たせている

原子同士の繋がりを成り立たせている電磁波による力が、重力よりも

ずーっと大きいからなのです。

詳しくは、「四つの力って?!」の方をご覧ください。

ちょっと遠回りしてしまいました。

ここで言いたいこととは、

力といえば強い力、強い力といえば物体を遠くへ大きく動かすという

イメージですが、

物体に働きかける力には必ずと言っていいいほど、摩擦力に代表される

ような抵抗力というか別の力が働いているということです。

ちなみに、物体に力が加わるということはあるエネルギーを発生させる

ことになります。

その途上で光や熱を発したりすると、物体を動かすエネルギーは減少し

ます。運動のエネルギーが別のエネルギーに転換されたからです。

これを、エネルギー保存の法則と言います。

さて、

身体の動きにも、動かす力以外の別の力が働いているという現象が

起きています。

一旦(強い)力を入れれば、動き続けるわけではないということです。

考えれば当たり前のことですが、では一体どうして動きは止まるので

しょうか?

止めようとしたから?

本当にそうでしょうか、そういう場合もあるでしょうが、それでは動き

を止めるものはなんでしょう、どうやって行われるのでしょうか?

その辺のところは明日に続けたいと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。