- 朝野裕一
俊敏性の極致:ロマチェンコ圧勝!
想像以上の強さでした、
ロマチェンコ!
※試合は、イギリスではなくアメリカ、ロサンジェルスで行われました
俊敏性を語るには、これほど凄いアスリートもいないと思います。
昨日語ったように、そのステッピングの速さと、もちろんパンチの繰り
出しも速射砲で正確です。
4ラウンドで一回り身体の大きいアンソニー・クロラをマットに叩き
つけてしまいました。
対戦前に流れていた練習場面のビデオを観ると、細かいステップの
練習を行なっているシーンがありました。
そして、
軽量のシーンでは太もも(大腿部)の筋肉が他のボクサーより飛び抜け
て発達しているのが印象的でした。
常に重心を前後左右のみならず上下にも3次元的に動かす原動力がその
下半身にあるんだなと、感じられました。
そして、
その筋肉はボディー・ワークやステッピングの練習で自然についたもの
のように見えました。
ボクシングのような格闘技には、俊敏性がいかに勝負を分ける重要な
要素であることを証明した一戦でもありました。
まぁ一般ピープルの我々には、関係のないというかあまりにもレベルが
高い俊敏性ではありますが、それでも試合を見ているとその自由に動き
回れる身のこなしには、なにかワクワクさせられます。
ちょっとでも自分の思うように身体を動かせることが、とても楽しそう
に思える、そんな気持ちがいだければ、生活にも活かせると思います。
身体を生活の中で思うように動かせれば、とても効率的に時間を過ごせ
その分他のことに時間を費やすこともできそうですし・・・
ステッピングから見直して、できるだけ素早い身のこなしを維持できる
よう努めたいと思いました。
とにかく今日は、
最高峰の俊敏性を見た瞬間でした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。