• 朝野裕一

身体が動く本質〜歩くということ

重力に逆らって二足直立位を保つ人類は、歩くという行為で移動をする

能力を獲得しました。

直立位を保ちながら、四足動物では後ろ足に当たる二本の脚を前に振り

出しながら、地面を踏みしめて歩きます。

体幹は立っている時と同様、直立位を保ちながら、首は前・横などに

回せるようにして、周囲を見ながら、腕の振りが脚の振りと左右反対に

交互に前に出されます。

足は地面を踵から接して、徐々に足裏全体で踏み込み、再び踵から地面

を離れ、つま先を残しながら股関節が伸び、最後に離地します。

着地してすぐに膝がわずかに曲がり、重心の上下動を最小限に留めます

この時膝折れ(膝くずれ)が生じないように太ももの前側に付いている

大腿四頭筋という筋肉が働いて膝を曲がったままで保持してくれます。

離れた脚は、股関節と膝関節が曲がる方向に動きを変えて、足先が地面

にぶつからないない程度にクリアして、前に振り出されていきます。

この間重心の左右移動は、右足が着地すると右側に、左足が着地すると

左側にそれぞれわずかに移動しますが、この時骨盤の外側から大腿骨の

大転子という突起部分に付いている中臀筋という筋肉が、左右の重心の

ズレを最小限に留めてくれます。

全体として骨盤と上半身は捻じれの動きを起こし、それは脚と腕の振り

の交互作用によって保証されます。

※難波歩行というのはこのネジらがない動きを示します※

上から見ると重心の軌跡は、両足の間を左右に移動し、決して足に

完全には乗らないうちに、反対方向への動きをみせます。

※足に完全に重心が位置する(上から見て)歩行は静的歩行と呼ばれ、

重心が足に乗るごとに身体の動きが止まります※

まぁざっと文章で表現すると、他にも多くの要素がありますがこのよう

になります。

歩くときの原動力は、地面を押す重力とそれに対する床反力、それに

筋力が伴います。

特に歩き出しの重心の動きはとても恐怖会動きなのですが、これは明日

以降にお伝えしようと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。