テンポと身体の動き
NHK-FMで「DISCOVER MICHAEL」という番組のMCをやっています。
なんとあのマイケル・ジャクソンの特集を1年間にわたって行うという
、ファンならば待ってました!という番組です。
その西寺氏がマイケル・ジャクソンとともに敬愛するミュージシャンが
プリンスです。
事実「プリンス論」(新潮新書、2015年)という本も書いています。
だいぶん前にこの本を本屋で見つけて、いつか読もうと思いながら大事
にして?そのままになっていたのですが、最近読もうと思い起こして
いま読んでいるところです。
その本の中に面白い話が載っていました。日本人と海外の音楽ファンの
テンポと身体運動、まぁダンスなんですけどの関係の違いについて、
です。
日本人は結構アップテンポ(BPM;1分間あたりの拍の数)の曲に反応
するということ。BPMで150以上の速いテンポの曲でダンスをするのが
お得意な日本人、に対して海外のファンはBPM120前後の比較的メロウ
なグルーヴ感のあるタイプの曲に反応するとのこと。
育った環境によるものなのか?
そう言えば、スカパラこと東京スカパラダイスオーケストラのアメリカ
・ツアーのドキュメント画像を観たことがありましたが、あまりに
アップテンポな彼らの乗りに、アメリカ人は意外と乗っていなかった
場面が映し出されていました。
まぁ何であれ、意外と日本人てアップテンポなんだなぁという感想を
抱いたわけです。
勝手に日本人はゆっくりとした乗りなのかなぁと思っていたので。
まぁスローバラードはそれで得意なようです(「プリンス論」より)。
これってさっき言った文化的な環境の違い?と言ってもそれが何かよく
わからないのですが、
身体的な特徴?
確かに身体の構成;手足の長さや身長など;により、固有の振動数を
持つわけですから、関係なくもなさそうです。
手足が欧米人などと比べれば比較的(相対的に)短いとするならば、
その固有振動数は大きくなる、すなわち周波数が高い、一定時間に動く
回数が多いことになります。
アップテンポに合うこととピッタリ合致しますね。
まぁ仮説ではありますが、
音楽のテンポとヒトの身体構成とその運動の関係、と考えるととても
興味深い話です。
そんなことを考えながら、昨日のブログアップはサボりました。
意図的にサボったのは初めてでしたが、これからも週1くらいは休む
かもしれません。
それでも引き続きお付き合いくださればありがたいです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。