運動の自由度を獲得するために〜その六:長くバランスを保持してみる
長く同じ姿勢を保持することは、動く範囲を狭める原因になり得ますが
今回のお話はそれとは違って、
バランスの中でも特に静的バランス能力と筋肉の持久力を鍛えるための
方法についてです。
一番簡単でポピュラーなものが片足立ちですね。
その時の姿勢・肢位に注意してみましょう。
上の写真右のように、
骨盤の位置を水平に近く保ち、主に中臀筋という筋肉を長く収縮
させます。
これが基本形です。
これだけではよくわからないかもしれませんので、良くない例を
示して、比較してみましょう。
下の写真をご覧ください。
左側は、支える脚の方へ身体全体が傾いてしまっていますね。
一方の右側は、骨盤が浮いた脚側に傾いてしまっています。
いずれも先ほどの中臀筋がうまく働いていない状態です。
これが、
片足立ちで良くない典型例です。
安定した片足立ちの姿勢をまず基本形として身体で覚えましょう 。
さらに、
上のように身体がぐらぐらと揺れないように姿勢を保持しましょう。
場合によっては手で何か軽く掴んでも構いません。
姿勢・肢位の方を重要視してください。いくら長く片足立ちになれても
常に揺れているのでは安定して保持したことにはなりません。
その上で、
とか、
など様々な姿勢をとってみて安定できれば、しめたものです。
自分なりの片足立ちポーズを決めてみてもいいかもしれませんね。
何度も言いますが、
まずは基本形↓
をしっかりと確認することから始めてみてください。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。