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執筆者の写真朝野裕一

女子サッカーワールドカップ

サッカーの祭典ワールドカップ。

昨年男子の大会がロシアで行われたばかりですが、今年はフランスで

女子の大会が行われています。

日本も2度目の優勝に向けて期待が膨らむ大会ですが、なによりも

年々というか大会を経るごとに、女子のレベルもアップしており、

今回は特に楽しみながら観戦しているところです。

何が面白いか?をいくつか挙げてみます。

☆アメリカが常に女子サッカー界をリードしていること

サッカー不毛の地・国と言われて久しいアメリカですが、こと女子

サッカーに関しては1991年に女子ワールドカップが開催されて以来常に

世界のトップをリードしています。これは男子にない大きな特徴です。

もちろん男子も決して弱くはないし、MSLというプロサッカーリーグも

他の4大スポーツであるアメフト・野球・バスケットボール・アイスホ

ッケーに比べればメジャーではないものの、プロリーグとして完全に

定着はしています。

とはいえ、

常に優勝候補として挙げられるアメリカの競技(球技)として、サッカ

ーがそこに入っているのは、(男子に比べて)とても新鮮です。

☆女子のサッカーレベルは確実にアップしている

男子に比べればそのスピードや迫力などひけをとると思われがちな女子

サッカーですが、実際に試合を観ていただければ、そういう感覚は一掃

されます。

特に大会を経るごとにそのレベルは、技術・フィジカル・戦術の面で

確実に上がっています。

タックルやヘディング争いなどのフィジカルコンタクト、キーパーを

はじめとしたキック力、スピードにテクニック、戦術的な実行、全て

観るに値するレベルだと思います。

☆日本女子が男子に先がけて優勝を経験している

男子サッカーがワールドカップを手にする日は2050年?と夢を持って

取り組んでいるのに比べ、女子は既にそれを現実のものとしています。

それだけ日本人にとっても、男子以上に力が入る大会となっています。

これは逆に、男子がベスト16まで行くことで、なんとか評価を維持して

いるのに比べると、女子にとっては大きなプレッシャーにもなり得ます

し、万が一生成績が振るわなければ、叩かれるリスクも男子以上かも

しれません。

ただし、

女子サッカーをメジャーな競技にする願望は男子以上に強い意志を感じ

るので、それを含めてカッコいいなぁと思わせてくれます。

☆とにかく女子サッカー選手はカッコいい

日本チームだけではなく、今回大会に臨む女子選手を見ていると皆とて

もカッコいいと感じます。

女子だからとか余計な感慨は全く感じさせない、凛としたとでも言うの

でしょうか?自信に溢れたと同時にとても楽しんでいるような風情が

カッコいいと思わせてくれます。

そんなわけで、

今回はなるべく多くの試合を観ようと思っていますが、その分寝不足に

なるなぁと複雑な心境です。

去年男子のワールドカップを観て寝不足になったので、また4年後か、

しばらく無いなと思いきや、翌年の今年が女子大会でした。

もちろん、その分楽しみは増えたので大歓迎です。

皆さんもどうか女子サッカーを一度ご覧になってください。想像以上に

面白く、楽しめますよ!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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