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ヒトの身体の動きをクソ真面目に考えてみる〜運動を科楽する:はじめに

執筆者の写真: 朝野裕一朝野裕一

理学療法士として以前から身体の動きに関してもっと体系的に捉える

ことはできないか?と考え続けてきました。

そんな中で、

リハビリテーションの対象となる方々だけではなくヒト全般について

その身体の動きをどう捉えるとわかりやすい、あるいはピンと来るの

だろうか?とも考えてきました。

今言えることは、

身体を自由に動かすこと、たとえなんらかの制限があったとしても、

その中でできるだけ自由度を下げずに動く、ということはできない

だろうか?

それがテーマとして浮上してきています。

運動の自由度から派生した、身体の動きの自由度という捉え方です。

思ったように、いや思った以上にしなやかに動くということを目指す

ことは、結果として健康的な運動制限を生じさせない生活に結びつく

のではなかろうかということです。

そうすることで、健康寿命を延ばすことにも繋がるでしょうし、

人生100年時代と言われるこの時代に、少しでも自分が制御できる身体

の動きを減少させず、場合によっては拡張させるためにどうしたらいい

のか、をみなさんとともに考えてきたいと思っています。

では、

身体が自由に動くということはどういうことでしょう?

もう少し考えてみたいと思います。

身体の動きは実に様々な動き方があり、またそれを構成する要素も

各種存在します。

ですから、

身体が自由に動くことを表現するのにも、色々な言い方があると思い

ます。

その中でも、

柔らかく動く・素早く動く・長く動けるなどは、どんな立場の人でも

生活の中で必要な動き方になるのではないかと思っています。

そしてそれらの動きかたの特徴を構成する要素とは何かを突き詰めて

いけば、日頃必要な運動とはなんだろう?という疑問に少しでも答える

ことができるのではないか、と考えています。

クソ真面目に考えているので堅苦しい言い方になってしまいますが、

ここは少し我慢していただくとして

これが運動の体系化という理学療法士=physical therapistとして、

つまり運動に関する専門職として達成せねばならないことだと思って

います。

その上で、

一般的にわかりやすい伝え方や実践方法などを伝えることができるの

ではないかと思っています。

マニフェスト的になってしまいましたが、これが運動を科楽することを

学ぶための“運動科楽塾”の開催趣旨にもつながることです。

これからシリーズとして、

本格的に、一つずつ、丁寧に、ブログを通じて明らかにしていこうと

思っています。

もちろん、

みなさんと一緒に考えていくことを前提としています。

運動を科楽するためのクソ真面目宣言でした。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次回。

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