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執筆者の写真朝野裕一

軽やかに歩くのに必要な条件:その1.歩く前の姿勢

いつまでも軽やかに歩き続けるために何が必要かを話題にしています。

まとめると、

歩く前の姿勢と、歩いているときの歩き方、そのための身体の可動性

になると思います。

一つずつ考えていきましょう。

今日は歩く前の姿勢についてです。

直立位という言葉があります。

前回にも書きましたが、要はまっすぐ立つということです。

ただ注意しなければならないのは、キオツケ!と言われてガチガチに

身体を固めてしまう状態では決してないということ。

よく例えられるのが、

天井から頭のてっぺんについた紐で吊るされている感覚です。

こんなイメージです↑

必要以上に筋肉を使って身体を固めてしまわない、リラックスかつ

まっすぐな姿勢ということです。

これって意外と簡単ではありません。どうしても力が入りすぎたり、

うっかりすると身体が丸まってしまいます。

なぜって重力が働いているからです。抗重力筋という言葉があるように

私たちは地球という惑星に暮らしている以上、1Gという重力に抗って

(あらがって)生きています。

でもここでいう直立位とは決して抗う(あらがう)感じではなく、

重力に沿って、でも重力に潰されない感覚です。

この感覚を掴むには、

一度思いっきりバンザイでもして、そのあとスッと力を抜くという方法

もあります。

とにかく力みすぎないことです。

これが歩く前の初期状態です。

最初が崩れていては軽やかに歩くことはできません。

力むことなくまっすぐに立つ、もちろん視線は前方です。

ここからまず始めてみましょう!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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