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  • 執筆者の写真朝野裕一

動きながら感じよう!

スポーツの秋の話を昨日しましたが、一つ忘れていました。

今日から世界陸上が始まります。

楽しみは尽きませんね。

さて今日は、

普段の生活で活動をしているときに、「動きながら感じてみる」ことを

お勧めしようと思っています。

動いているときは他のことを考えているよ、

とおっしゃるかもしれません。

そんなに毎回考えなくてもいいのです。ただ身体の動き方をちょっと

だけ感じてみましょう、ということです。

歩いているときの姿勢などは一番やりやすいことではないでしょうか。

ときどき映る自分の歩き姿に、姿勢を正してみるのもいいでしょうし、

他人の歩き方をみて自分の歩く姿勢を直すのもいいでしょう。

歩く前に姿勢を正してから歩くでもいいです。

普段おざなりになっているそのときどきの自分の体の姿勢・動き方など

を、考える以前に感じ取ることがとても大事だと感じています。

なぜかといえば、

気がついたらだんだん背筋が丸くなっていることはよくあることで、

それに気づいたらシャキッと背筋を伸ばし直さないと、歩き方自体が

変わってきてしまいます。

なんだか歩が進まないなとか、背中や腰が痛いなとか、肩が凝ってきた

なんてことが起きてきます。

そうなる前に、歩いているうちにときどきでいいので自己チェックを

してみる、それが「動きながら感じる」ということです。

椅子から立ち上がるときや座り始めるときも同じです。

少しゆっくりとその動作を行いながら、自分の動き方をチェックして

みましょう。

膝が前に出過ぎていないか?背中が丸まっていないか?しっかりと

おじぎ姿勢をとっているか(股関節の働きをチェックしています)?

人の身体の動きは筋力(筋肉が発揮する出力)だけで成り立ってはいま

せん。力の入れ具合やそのタイミング、どの関節がそのくらい動いて

いるか、などの感覚情報が、動きを調節する決め手になります。

つまり、

入力情報が出力を調整するというフィードバック機構です。

これを日々行われる動作でちょっとずつ行うだけで、神経系のトレーニ

ングになるでしょう。

神経系のトレーニング=筋出力調整→運動の学習と制御に結びつきます

ここには、バランス感覚や筋力、関節の可動性、時給制や瞬発力などの

運動の基礎となる要素が含まれています。

ジムに行く時間がない方などには、いつでもどこでも行える基本的な

トレーニングとしてお勧めです。

そんなことだけでトレーニングなんて大げさなと思われるでしょうが、

試しにやってみてください。

少なくても、

自分の身体に関しての興味が湧くきっかけにはなると思います。

本格的なトレーニング移行したい方も、そこからがスタートです。

トレーニングは常にフィードバックを繰り返しながら行わなければ効果

が期待できません。

トライしてみてください!

もっと具体的な方法などは今度また詳しく述べることにします。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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