運動の定型化について
- 朝野裕一
- 2020年9月2日
- 読了時間: 2分
ちょっと間が空いてしましました。
その間も運動および運動習慣について考えていました。
運動するってなかなか厄介なものですね。
必要性や効果はわかっちゃいるけど・・・
そんなわけで、改めて運動について考えてみました。
ーーー
運動に関しては様々な課題が、
指導する側にもされる側にもあると思っています。 一番の課題は、 実は多くの方は運動の効果や必要性を感じつつも、 日々の生活で積極的に取り入れることに抵抗を感じたり、 ついつい身体を休ませることに重きを置いてしまう
生活になっていることだと思います。
さらに、 ほとんどの人が生活習慣の中で身体を動かしてはいますが、 それが決まり切ったパターンのみになってしまっている
ということが挙げられます。
運動の定型化というやつです。 それの何が悪いかといえば、 決まり切った動き以外の運動がなされないということです。 決まり切った動きの範囲しか関節が動かないので それ以上や別の方向への動きがほとんど生活の中で
行われないことになります。 したがって、 いわゆる硬い身体が出来上がってしまう、というわけです。 課題はこんな事柄だと思っています。 ・運動習慣を持てない 〜運動がそもそも嫌い、運動は辛いので嫌だ、
そんな時間がない、運動するにもお金がかかる?など
・運動の意味がいまいちわからない 〜どんな運動がどんな意味を持っているのか?実はよくわかっていない
どの運動をどのくらいやったらいいかわからない など
・今の自分の身体の状態をよくわかっていない ~何が足りていて何が足りていないかや、何をやれば効果的か、
何をやってはいけないのか?など
・何を目指しているかが見つけられない 〜運動の意味を個々にはわかってもどう役立てていいかが見えてこない
目標がない など 他にもたくさんあるでしょうが、
多くは今挙げた項目とリンクしていると思っています。
その背景としては、
・身体運動に関する正しい知識が不足している
・社会生活に関わる中で、生活のパターン化に気づけない、運動の効用
に接する機会を失っている ・自由に身体を動かすことができる意味を実感できない などがあるでしょう。 これらのことを、どうやったら解決できるのか? みなさまと一緒に考えていければいいなと思っています。 ーーー 今回は、ちょっと概念的なお話になってしまいました。
また、定期的に配信しますので、よろしくお願いいたします。
では次回に。

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