身体-カラダ-メンテ その九〜具体的な身体操作5(続々・椅子に座って行う)
椅子に座って行う身体操作の第3弾です。
今回は、もも(腿)上げ運動を扱います。
まずは、
椅子に座って運動を行う前の姿勢を調整しましょう。
左図では①から②へ、右写真では右側のように
骨盤を起こして姿勢を整えます。
これだけでも、股関節を曲げる筋肉である
腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)は活動しています。
まずは骨盤を起こす運動だけでも
構わないと思います。
次に、
ももを上げていくのですが、
ここで注意しなければならないこととして、
骨盤を(せっかく起こして整えたのに)
後ろに倒してしまうことが挙げられます
(下図の右)。
そこで、
しっかりと骨盤を起こした状態のまま
ももを上げてみましょう。
こうすると思ったよりも
高くももは上がらないと思います。
それで構いません。
どうしてもやりづらいときは、
後ろに両手をついて体幹と骨盤は動かさずに
ももを上げる運動でも構いません(下図参照)。
いずれにしても大事なことは、
骨盤を動かさないことです。
これによって、
股関節周囲の筋肉の一つである
大腰筋の働きを促すことになります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
ではまた次回に。
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