岡田メソッド
ちょっと前にNHL-BSで「スポーツイノベーション」という番組を観ていたら、
『岡田メソッド』について特集をしていました。

岡田武史氏は現在FC今治のオーナーとして経営を司っています。
一度は日本監督まで勤めその後中国のクラブチームの監督を経て、
現在に至るその生き方はとても興味深く感じていました。
そして現在このクラブで、体系化されたサッカーの型を育成段階から徹底指導し、
最終的にこのクラブをJ1まで引き上げると同時に、日本のサッカーの一つの型を実証する、
という大変野心的でワクワクする実験を試みています。
型があって初めてそれを破る自由さを獲得できる。
いわば守・破・離の概念を日本サッカーにも取り入れていく。
その理由というかきっかけについて岡田さんは、
“スペインに行って、向こうのコーチから日本には(サッカーの)型はないのか?”
と聞かれてとても衝撃を受けた、と語っています。
あれほど自由奔放にも見えるスペインサッカーにきちんと型があったのか!
子供の頃からある型を指導されてトップリーグにまで上り詰める、
その過程で型を時には破ってさらに成長していく。
まさに守・破・離の世界だなと感じたということでした。
それを見て
何事にも当てはまる概念だなと感じました。
身体運動にももちろん様々な分野において型があります。
それらを日常生活レベルにまで落とし込んで、
体系化したのちに個人個人に合わせたあり方を案内(ナビゲート)する、
そういう仕事を目指していきたいと改めて感じました。
岡田さんの活動の今後を常に注視していきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた明日。Hasta man(〜)ana!