投げる人
- 朝野裕一
- 2017年10月29日
- 読了時間: 2分
上肢を使うことで、ヒトは様々な動作・動きを行えることができます。
物を投げる動作は、その典型の一つです。

今日は手を含む上肢を使って、投げる動作を考えてみたいと思います。
投げる動作は、投げる物や投げる目的、投げる人の年齢・身体能力
などによって変わります。
投げるといえば、
スポーツでボールを投げる場面を想像しやすいでしょう。
スポーツだけをみても、競技によってボールの形や、大きさも違います
し、投げる目的も競技や状況によっても異なります。
当然投げ方も変わってきます。

バスケットボール一つ取ってみても、シュートの他にパスがあり、
シュートも3ポイントシュート、ダンクシュート、レイアップシュート
などによって投げ方は変わります。

遠くから狙うシュート↑
レイアップで↓

もう少し小さいボールを扱うハンドボールでは、
跳びながら片手でシュートします。

必ずしも丸い玉とは限らない ボール(!?)を扱う競技もあります。

アメリカン・フットボール↑
似たような形状のボールを扱う競技でも、ラグビーはまずルール上、
前には投げられません。
抱えて持ち運び後ろに放り投げる。

(ラグビーでもラインアウトの場合は両手を使って前方に投げます)
投げるといえば、まず頭に浮かぶのはやはり野球でしょう。

野球でも、ピッチャーの投げ方と内野手、外野手、キャッチャーなど
のポジションやさらには状況によっても投げ方は変わってきます。
また、野球のボールなど比較的小さなボールを投げる場合、投げる人の
年齢によっても変わります。
子どもの投げる動作の発達については、次回にしようと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。ではまた明日。
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